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ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一
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ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一

角地幸男【著】

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ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/03/28
JAN 9784103353317

ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一

¥715

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2014/05/14

ケンブリッジでたった半年過ごしただけで、(けっして自分にとって第一の言語とはいえない)日本語で文士として立つことを決意して帰国した吉田健一。3冊の英国論(「英国の文学」「シェイクスピア」「英国の近代文学」)をいわば卒業論文として仕上げたあと、生活のために始めた新聞連載の随筆の執筆...

ケンブリッジでたった半年過ごしただけで、(けっして自分にとって第一の言語とはいえない)日本語で文士として立つことを決意して帰国した吉田健一。3冊の英国論(「英国の文学」「シェイクスピア」「英国の近代文学」)をいわば卒業論文として仕上げたあと、生活のために始めた新聞連載の随筆の執筆を経て自分の評論、文章のスタイルを確立していったとする著者の見方になるほどと思った。吉田健一の文章はそれだけで魅力的なため、ただ消費するだけで、時系列的、分析的に読んだことがなかったのでまったく気づかなかった。 著者はドナルド・キーンの著書の訳者だが、吉田ファンだからなのか、吉田について書いているからなのか、ここに収められている吉田論はどれも吉田健一の文体が乗り移っているようで、引用と地の文が区別つかなくて非常に読みにくかった(笑)

Posted by ブクログ

2014/03/28

ドナルド・キーンの翻訳で知られる著者の吉田健一論。 文中で取り上げられる作品が文芸評、社会評、小説と幅広い。まぁ、吉田健一が色んなことを書きまくったので当然ではあるのだが、読めば読むほどもう少し突っ込んで論じて欲しい作品が出てきてしまうので、変な言い方だが続編(?)に期待したいと...

ドナルド・キーンの翻訳で知られる著者の吉田健一論。 文中で取り上げられる作品が文芸評、社会評、小説と幅広い。まぁ、吉田健一が色んなことを書きまくったので当然ではあるのだが、読めば読むほどもう少し突っ込んで論じて欲しい作品が出てきてしまうので、変な言い方だが続編(?)に期待したいところ。

Posted by ブクログ

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