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漁港の肉子ちゃん 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2014/04/10 |
| JAN | 9784344421844 |

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漁港の肉子ちゃん
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漁港の肉子ちゃん
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商品レビュー
4.1
730件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西加奈子初読み。 読み始めは「なんだこの人」だった。 思ったことは全部口に出し、人を疑わず、騙されてもまた信じる。現実に目の前にいたら、たぶん疲れる。そんな肉子ちゃんに振り回されながらも、冷静にツッコむ喜久子との掛け合いが心地よかった。 物語は派手な展開よりも日常の積み重ねが中心で、途中は「そろそろ大きな転が欲しいな」と思いながら読んでいた。それでも読み終える頃には、その積み重ねこそが肉子ちゃんという人を好きになるために必要な時間だったんだと感じた。 喜久子の言葉借ります。 「人の子供育てて、糞男に騙されてばっかりで、子供を押しつけて逃げた人までかばって。貧乏で、服もダサくて、太ってて、不細工で。肉子ちゃんみたいな馬鹿にはなりたくない。でも、大好き。」 この「でも、大好き。」の一言に、この作品のすべてが詰まっていた。 あとがきで東日本大震災とのつながりを知ると、本編の見え方が変わる。あのあとがきまで読んで、この作品は完成するんだと思った。 評価が高い理由を、読み終えて素直に納得できた一冊。
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人間、まっすぐな人に叶う人はいないなと改めて思った。ちゃんとした大人はいない。生きている限り迷惑はかけるし恥はかく。それに備えて子供のうちに経験して、その繰り返しで生きていく。人や場所や想いを残すことができる本に関わる仕事って素敵だなと思った。
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映画の広告で、作品を知っていた。西さんの作品を何か読みたいなと思い、手に取る。 漁港に住む一風変わった親子の物語。娘のアイデンティティが大きなテーマとして一本通っていると感じた。 個性的なキャラクターが登場し、時系列が前後しながら、虚構と現実が入り混じりながら話が進んでいく。 ...
映画の広告で、作品を知っていた。西さんの作品を何か読みたいなと思い、手に取る。 漁港に住む一風変わった親子の物語。娘のアイデンティティが大きなテーマとして一本通っていると感じた。 個性的なキャラクターが登場し、時系列が前後しながら、虚構と現実が入り混じりながら話が進んでいく。 簡潔な文体で、凝った比喩表現などはない。 ただ後書きに作者が書いているように、何か見えない愛のようなものが強烈に伝わってきて、引き寄せられる。 小説にパワーがある。 後半になるにつれて、ページはどんどん進んでいった。 面白い読書体験だった。
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