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御命授天纏佐左目谷行
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御命授天纏佐左目谷行

日和聡子(著者), ヒグチユウコ

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御命授天纏佐左目谷行

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/03/26
JAN 9784062188180

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商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2023/10/10

表紙に惹かれて読む。あわいの話ではなく全部ちょっと向こう側、彼岸の話のような印象。どこかふわふわと捉えどころがないところが良い

Posted by ブクログ

2022/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒグチユウコさんの絵が先か物語が先か。 あまりに絵とお話が合いすぎて、不気味な不思議世界にどっぷりとつかる。 とくに表題の佐左目谷行の彼が畳に身を任せ、擦りつける様子がたまらない。。。 不穏なのにユーモラスで、まくしたてる台詞は滑稽なのに闇を感じる、そんな3篇。 宿なしで居所も定まらない「私」を御屋敷に招き入れてくれた夜見闇君。 お座敷で恋文などをしたためたりとごろごろと過ごしていたら、繭君の日終(ひねもす)君を友人の佐左目谷君のところまでお連れしてほしいと頼まれて。 影を追って海辺の小屋へたどり着いた彼女。 小屋には娘のこと綴った黄色い表紙の本があり。 境内の夜店で自分の草紙を売る男が出会った面を売る男たち。 「もうひとりのアリス」を聴きながら。

Posted by ブクログ

2022/06/04

独特の文体で、その紡がれる言葉の流れで、まず別世界に連れていかれ、ところどころ鮮明に描かれる積層するイメージをくぐるごとに、いつのまにやらまったくの異世界の中を登場人物たちと一緒に歩いているような錯覚の中をさまよっている。御命授天纏佐左目谷行、行方、かげろう草紙の3編。たまには異...

独特の文体で、その紡がれる言葉の流れで、まず別世界に連れていかれ、ところどころ鮮明に描かれる積層するイメージをくぐるごとに、いつのまにやらまったくの異世界の中を登場人物たちと一緒に歩いているような錯覚の中をさまよっている。御命授天纏佐左目谷行、行方、かげろう草紙の3編。たまには異世界をさまよいたい方に。

Posted by ブクログ

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