キノの旅(Ⅶ) the Beautiful World 電撃文庫

時雨沢恵一(著者), 黒星紅白

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2003/06/01
• JAN: 9784048666299

商品レビュー

2022/03/05

#読了

今作は、「嘘つき達の国」で優しさと愛を見て
「エピローグa」で悲しさと決意を見せられた

とても繊細な描写で建物とかその場にいれるような書き方をしてくれてるので余計に感情移入しちゃいそうになるなぁ…

2021/03/21

ここらへんから後書きの自由奔放さが出てくるんですね

「嘘つき達の国」が1番お気に入りです

他にもキノがキノになるお話があります
長いコートの由来とか

2016/03/27

「何かをするために・b」
この師匠はあの師匠なのだろうか。
国長が仕事が嫌で逃げたってのは、まさかあの国でのお話なのだろうか…。

「迷惑な国」
のんびり移動を続ける国の行く手を塞ぐと…。
国自身が移動するのは面白そうだと思った。
だけど、行く先に何かあったら避けるのでなく踏み潰して行くのはどうかと思うな…。

「ある愛の国」
身分違いの恋かと思いきや…。
恋した相手を知るとびっくり、取り巻きの方々が医者を呼ぶのもしょうがない気がする…。

「川原にて」
河原で見つけたバギーへの手紙。
どこで手に入れたのかと思っていたら、まさか戦場からだったとは…。
シズ様はあの後どんな所を歩いていたのだろう。

「冬の話」
何もかも自然に任せ手は出さない。
助かるかもしれない命を自然に任せてしまうのはな…。
自分たちでは手を下さず異教徒と称した旅人に任せるのは、なんだかずるいな…。

「森の中のお茶会の話」
物作りが好きな老夫婦。
師匠の突然の動きにびっくりしたけれど、まさか老夫婦がそんな事をしていたとは…。

「嘘つき達の国」
幸せの為に嘘をつき続ける人達。
国の人達だけかと思いきや、まさかあの二人まで嘘つきだったとは…。
みんなが幸せなら、それでもいいのかな。

「何かをするために・a」
キノがキノになるまで。
まさか彼の親の元に報告に行ってたとは…。