1,800円以上の注文で送料無料

モンスターハンターフロンティアG 灼熱の刃(Ⅱ) ファミ通文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

モンスターハンターフロンティアG 灼熱の刃(Ⅱ) ファミ通文庫

氷上慧一(著者)

追加する に追加する

モンスターハンターフロンティアG 灼熱の刃(Ⅱ) ファミ通文庫

定価 ¥748

330 定価より418円(55%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/03/29
JAN 9784047295278

モンスターハンターフロンティアG 灼熱の刃(Ⅱ)

¥330

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/07/09

 二巻は少し評価に悩んだが、ここでは星五つと評価した。  今回は、猟団《猛き黒炎》のグイッケの下に居たマリフィを軸にした物語であり、物語構造的に言えばディノたちはあくまで部外者である。彼女を援助する形で物語に参加しているし、そこに猟団《灼熱の刃》の存続というカードが関わってもいる...

 二巻は少し評価に悩んだが、ここでは星五つと評価した。  今回は、猟団《猛き黒炎》のグイッケの下に居たマリフィを軸にした物語であり、物語構造的に言えばディノたちはあくまで部外者である。彼女を援助する形で物語に参加しているし、そこに猟団《灼熱の刃》の存続というカードが関わってもいるが、本質的に部外者であることは否めない。  それだけに、やや評価を低くして読んでいたのだが、最終的に物語で描かれた「報われない努力」というテーマには少し考えさせられた。それゆえの星五つである。  この物語は、最初からボタンを掛け違えていたような物語であり、それゆえに違和感が拭えない。だが、それも少しだけ最後に解消されるのだ。  それなりに生きてくると、どうしても報われなかった努力という体験は存在するものだろう。それも、その多くは誰にも認められないような小さなもので、自分の中で徒労だけが残るということも少なくない。また、その努力に固執してしまうときもあるだろう。  それだけに、ディノの持つ言葉には、そのこんがらがった縄を一刀両断するかのような、ハッとするような瞬間があった。  物語的には、そこからの流れも含めて少し語り過ぎているところもあるし、全体のまとまりの悪さも感じないでもない。それでも、この巻には星五つと評価したいと思える内容があった。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品