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背守り 子どもの魔よけ LIXIL BOOKLET
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背守り 子どもの魔よけ LIXIL BOOKLET

佐治ゆかり(著者)

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背守り 子どもの魔よけ LIXIL BOOKLET

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 LIXIL出版
発売年月日 2014/03/01
JAN 9784864805087

背守り

¥1,595

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2023/12/09

主に江戸時代、子どもの着物に付けた魔除けのお守り、背守り。 子を慈しむ想いを込めた、その様々な造形を紹介する。 ・糸じるし ・紐と小裂 ・刺繍  ・押絵 ・百徳   ・帽子   ・守り袋 ・迷子札 背守り端縫い考  佐治ゆかり 産着に託された願い  夫馬佳代子 interview...

主に江戸時代、子どもの着物に付けた魔除けのお守り、背守り。 子を慈しむ想いを込めた、その様々な造形を紹介する。 ・糸じるし ・紐と小裂 ・刺繍  ・押絵 ・百徳   ・帽子   ・守り袋 ・迷子札 背守り端縫い考  佐治ゆかり 産着に託された願い  夫馬佳代子 interview 背守りを現代に継承する  鳴海友子 interview ハギレの力を活かす百徳着物  三瓶清子 江戸時代から戦前の昭和初期にかけて作られた、背守り。 子どもの死が多かった時代に、幼子が健やかに成長出来るよう、 願いを込め、災いからその身を護るまじないとして背に付けた。 背縫いの無い子どもの着物に縫い目を付けた、糸じるし。 神様が子どもの危険を防ぐために摑んで引き上げる、紐と小裂。 刺繍したのは、魔除けの意味をもつ文様や吉祥文。 布細工の押絵は、立体アップリケの如くで、可愛い。 背守りの他にも、作られたものがある。 福徳のある家々から貰い集めた端切れを綴った着物、百徳。 お宮参りや初産帰りの特別な、帽子。 帯に下げられた巾着形の、守り袋。 押絵の技法で作られた縮緬細工の迷子札は、 裏に住所・氏名・親の名前を記した。 江戸人情物の小説に登場することがある背守りですが、 種類が多いことに驚きました。 どれも一針一針想いを込めて縫った親の願いが感じられる ものばかりで、惚れ惚れしながら眺めました。

Posted by ブクログ

2022/09/25

写真が多い。子どもを思っての「背守り」だけでなく、「守り袋」、「迷子札」もあり。図案集ではなく、民族的な考察。

Posted by ブクログ

2020/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で目に留まって借りた。 背守り(せまもり)とは、子どもの健やかな成長を願って、子どもの着物の背に縫いつけた魔除けのお守りのこと。 針で糸を直線に刺したもの(糸じるし)、長い紐を縫いつけて垂らしたもの、色々な形を象った刺繍、押絵のアップリケをつけたものなどの写真集。 巻末に解説あり。 展覧会の図録的な図書。 家で表紙をめくって石内都さんの写真だと知ってびっくり、縁を感じます。 感想、きわめて日本的だと思いました。 背中は自分では見えないから魔が忍び寄る、大人の着物には背中に縫い目があるからそこで魔をシャットアウトできるけれど、子どもの着物は縫い目がないからお守りを。 はじめは千人針みたいだなと思いました。 それから千羽鶴もそうかなと。 一目一目、一羽一羽に祈りや願いをこめる、その時間には雑念も入るでしょうが、相手のための時間です。 昔は医療も未発達で子どもも幼くして命を落とすことも多かったから、儀式としてうまれたこと。 それが時代が新しくなるにつれて、運針の練習になったりおしゃれ要素が強くなったりする。 巻末に背守りのワークショップをしている方の解説が出てきます。 それを読んでいると、文化や習俗は形骸化したとしても残ることが大切なのだ感じました。 形が変わっていたとしても変わらない気持ちこそが、過去と現在と未来を繋ぐのだと思います。

Posted by ブクログ

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