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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編 ディスカヴァー携書
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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編 ディスカヴァー携書

越前敏弥【著】

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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編 ディスカヴァー携書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売年月日 2014/03/20
JAN 9784799314760

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越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文

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2020/08/29

おもしろかったー! なぜか前作じゃなくてリベンジ編のこっちを先に読んでしまった。なかなかためになったので、そっちも読まなくちゃ。 1ページに3問、答えは次のページ! 解説はミニマルで! という配分が、せっかちで集中力のない私にすごく合っていて、クイズを解くみたいな感じで次々ペー...

おもしろかったー! なぜか前作じゃなくてリベンジ編のこっちを先に読んでしまった。なかなかためになったので、そっちも読まなくちゃ。 1ページに3問、答えは次のページ! 解説はミニマルで! という配分が、せっかちで集中力のない私にすごく合っていて、クイズを解くみたいな感じで次々ページをめくっているうちにあっという間に読み終わってしまった。 楽しーい。 この楽しさは解説のシンプルさのお蔭かと。 例文は、洋書を読んでいるとぶち当たりそうな、どこか身に覚えのあるようなものばかり。 へえ、著者はそういうところに目を留めつつ読んでるのね、と読み方の参考になった。 心なしか、今読みかけの洋書を読むスピードが上がったような。(恐ろしく遅いのが悩み) 前作も読みたい、と思ってAmazonにアクセスしてそっちのコメントを読んでいたら、割とアンチがいて「読む価値がない!」とか「こんなの普通に間違えない!」とか「いまどき例文のようなこんなひねった文章は推奨されない」とか書いてあってビックリした。 どうも「日本人なら必ず誤訳する」というタイトルが、英語が得意な人のプライドをいたずらに刺激し、「必ずとはなんだーっ!」と反論している感じだった。あくまでも推測だけど。 考えてみればなかなか煽るタイトルではある。日本人は断定口調が嫌いだから、余計目についたのかも。 例文のような紛らわしい文章を書くのは下手な人だけ、なんて書いていた人もいたけど、そんなことないけどなぁ。 ビジネスで見る文章は確かにストレートフォーワードなものが多いけど、小説を読んでいるとしょっちゅうこの本で取り上げられているような難所にぶち当たる気がする。それがうまく取り上げられている、という感じです。 お、そんなところまで取り上げられてる!と思ったのは、反語的表現! 嫌味を込めているだけで、真意は真逆、というやつ。 そんなの文脈ですぐ分かるだろう、と思いきや、けっこう分からないものなんですよぅ~。 この間読んだ「Nanny Diaries」でも、お金持ちの一家(=主人公の雇い主)が行きたがったリゾート地の有名レストランで売られているロゴ入りTシャツは、ある種のステイタスシンボルになっている、という話のあと、「Of course I want one.」ってあって、えー?主人公らしくないなぁ、そんなの欲しがるんだ?なんて首をひねりつつ訳文を見て初めて反語と気づいた、ということも。 Nanny Diariesの翻訳家は絶対にそういうのを間違えてなかったけど、どうやって分かるんだろう。 私はこの本の例文でも当然のように間違えた。 そして、一番最後の問題のバーナード・ショーの例文の翻訳例を見て、やっぱりプロの翻訳家ってすごいな~と感動した。 原文じたいは、長いだけで特に難解と思わなかったが、あんな風に分かりやすい日本語には私には絶対できないな~。

Posted by ブクログ

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