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おじさんの哲学
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おじさんの哲学

永江朗【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2014/03/26
JAN 9784562050581

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商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2024/02/06

「僕」から「私」に変わった時点が「おじさん」になった時かもしれないと読んでいてふと思う。歳を重ねると、「間違ってもいいじゃないか」「凡そ合っていればいいじゃないか」「合っていなくても面白ければいいじゃないか」「正しくてつまらないよりは間違って面白ければいいじゃないか」という考え方...

「僕」から「私」に変わった時点が「おじさん」になった時かもしれないと読んでいてふと思う。歳を重ねると、「間違ってもいいじゃないか」「凡そ合っていればいいじゃないか」「合っていなくても面白ければいいじゃないか」「正しくてつまらないよりは間違って面白ければいいじゃないか」という考え方(自己中心主義・いい加減)に共感したくなるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2016/01/11

本書でテーマとする「おじさん」は、「オジサン」ではなく、「叔父さん(父母の弟)」である。「親父未満、兄貴以上」の「叔父さん」は、権威的な「親父」とも、感性は鋭いが慌て者の「兄貴」とも異なる存在として、今の時代に特に必要なのだと言う。 取り上げられている「おじさん」は、『街場』シリ...

本書でテーマとする「おじさん」は、「オジサン」ではなく、「叔父さん(父母の弟)」である。「親父未満、兄貴以上」の「叔父さん」は、権威的な「親父」とも、感性は鋭いが慌て者の「兄貴」とも異なる存在として、今の時代に特に必要なのだと言う。 取り上げられている「おじさん」は、『街場』シリーズの内田樹、『さようなら、ギャングたち』の高橋源一郎、「男東大どこへ行く」の橋本治、「戦後思想の巨人」吉本隆明、「吉本隆明の論敵」花田清輝、文化人類学者・山口昌男、『ダンディズム』の生田耕作、哲学者・鷲田清一、「千夜千冊」の松岡正剛、数学者・森毅、「ニューアカの旗手」四方田犬彦と師匠の由良君美、兄貴たちの宮台真司と大塚英志、『植草甚一スクラップブック』の植草甚一、『マルサの女』の伊丹十三、エッセイスト・山口瞳、『POPEYE』と『BRUTUS』の仕掛人・松山猛、直木賞作家・田中小実昌、『スローなブギにしてくれ』の片岡義男、『広告批評』の天野祐吉、詩人・谷川俊太郎、『何でも見てやろう』の小田実、哲学者・鶴見俊輔である。 其々の作品や関係する人々も多数登場し、本好きにとって興味深い内容であると同時に、世のおじさん達にとってモデルにしたい思考&ライフスタイルが溢れた一冊でもある。 (2014年7月了)

Posted by ブクログ

2014/11/16

いろいろな叔父さんが出てきます。 ただの叔父さんてはない、強烈な叔父さんたちです。 タイトルから、おじさんの生態でも描かれているのかと思いましたが、まったく違います。

Posted by ブクログ

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