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記憶の果て(下) 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/03/14 |
JAN | 9784062778107 |
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記憶の果て(下)
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいて感情や自分がバラバラになっていくような壮絶な心の動きがあった。 多分、書き出しの時は文章に拙さを感じたけど、どんどん自分が没入していくような、そんな感覚で、なだれ込むようにラストまで読んでしまった。 読んでいる間、今までの辛かったことやおぞましい思い出などがあれこれと胸に浮かんでは消えていき、そして最後ふっと小説の最後の行の左の余白の中に溶けていってしまった。 登場人物を効果的に描写してやろうという意図を薄々感じながら読む瞬間はなく、力技とでも言うのかそんなものに絡め取られて、空が反転して地面に寝ていた、そんな疾走感があった。 セックスについて、自分の存在責任を誰かに押し付ける欺瞞、子どもを産むこと、人を愛すること、愛してはいけないのに愛すること、感情をあらわにすることについて、過去がすり替わることについて、思っていたことと世界が違ったときのこと。 諸々が文字の世界と共に頭の中を凄まじく走り去っていって、私はしばらく呆然とした。 この本に続きがあることを、感謝したし、感謝しなかった。このまま終わってしまって欲しかった、そう直樹が決めたのだとなんとなく思ったから、でも、この世界にはまだ左側にページがある、それは素直に嬉しい気もする。 どうして辛い思いをしたのにまた人間を信じるのか、不思議だと思ったけど、それが生きていくということなのかなと、直樹くんの人生を覗いて思った。 とりあえずすごい読書体験だった。 本を読むと連れて行かれて帰って来られなくなりそうになるから、癖になる。読んでいる間にすっかり体が冷えている。快楽に弱い自分を自覚しました。
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鬱屈した主人公の突然の推理が、唐突でついていけない。 と思いつつ読み進めると、なんだこれは……ってなってきて最後まで読むと、えっこれシリーズなの? 次どうするの?ってなる。とりあえず、シリーズの次作を読もう。
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(上巻と合わせての感想) 上質な青春ものでした。父親の遺品であるパソコンで、祐子と名乗るプログラミングと会話をする主人公。プログラミングなのか、AIなのか、はたまた人の意識なのか。 疑念の中で主人公は揺れていいきます。 そして父親の死の謎、主人公自身のことなど様々な方向で物語は進...
(上巻と合わせての感想) 上質な青春ものでした。父親の遺品であるパソコンで、祐子と名乗るプログラミングと会話をする主人公。プログラミングなのか、AIなのか、はたまた人の意識なのか。 疑念の中で主人公は揺れていいきます。 そして父親の死の謎、主人公自身のことなど様々な方向で物語は進んでいきます。実直な青春物語です。
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