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微睡みの海
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/03/08 |
JAN | 9784041107249 |
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微睡みの海
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商品レビュー
3.2
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
笑子が一枚の絵画と出会うとこから話が始まる 笑子は元々中学の教師だったけど、ある出来事をきっかけに辞めており、そのときの出来事が今もトラウマになっている。 元先生との不倫か、元教え子との関係かで揺れ動く笑子は男のこととなると別人のようだった 不整脈が心の状態として所々登場してたのが印象的だった
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「仙河海サーガシリーズ」の第二弾。2010年4月から2011年3月10日までの物語。つまり震災直前までの話になっている。主人公は、「リアスの子」で、優等生として一瞬登場した昆野笑子。既に35歳になっている。 東北の一地方都市の、元教師の元先生や元教え子たちがでて来て、モチーフは...
「仙河海サーガシリーズ」の第二弾。2010年4月から2011年3月10日までの物語。つまり震災直前までの話になっている。主人公は、「リアスの子」で、優等生として一瞬登場した昆野笑子。既に35歳になっている。 東北の一地方都市の、元教師の元先生や元教え子たちがでて来て、モチーフは絵画、主題は性愛を伴いながら揺れ動く「恋」である。 236pまで、ここまで共感の出来ない主人公も珍しいなと思いながら、読んでいた。大きく感心はしなかったけど、笑子の決断に至った、自分自身への分析に、初めて共感した。 大人の恋である。このあと、どうなるにせよ、次の日には大きく変転するのは確かではある。 装画はagoeraという人らしい。笑子のことを上手く描いていた。 2017年3月16日読了
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元中学教師で現在は地方の美術館で学芸員になった笑子は、副館長の貴之と不倫中。そこに元教え子の祐樹が現れ二人の男性の間で揺れ動く。東日本大震災の前年から始まった物語は、その前日、未来を感じさせる記述で終るという構成が余韻を残していて小憎らしい。文章も読みやすい。でも、表紙の穏やかな...
元中学教師で現在は地方の美術館で学芸員になった笑子は、副館長の貴之と不倫中。そこに元教え子の祐樹が現れ二人の男性の間で揺れ動く。東日本大震災の前年から始まった物語は、その前日、未来を感じさせる記述で終るという構成が余韻を残していて小憎らしい。文章も読みやすい。でも、表紙の穏やかな海に漂っている女性みたいに、笑子が何だか醒めていて、恋に揺れている感じを受けないのが残念。彼女が一番揺れたのって、恋ではなくトラウマになっている男子生徒との再会じゃなかろうか?官能描写もあったけど、個人的には艶っぽさを感じなかったなあ。官能表現も含んだ小説って最近は女性作家の方が攻めていて面白いのが多いような気がする。
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