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天野貴元【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2014/03/12
JAN 9784800219374

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商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2025/06/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

プロ棋士を目指す若者たちが人生をかけた戦いを繰り広げる「奨励会」。羽生善治を輩出した名門・八王子将棋クラブ出身で、小学生名人戦で準優勝した著者は、16歳で三段に昇段したものの、ついにプロ=四段になれず、26歳で年齢制限により退会を余儀なくされた。失意のうちに漂流していたその1年後、今度は舌がんの診断を受け、完全に将棋の夢が断たれてしまう。15年以上にわたる苦悩の青春と、当事者が見た過酷な奨励会の世界を本人が赤裸々に振り返る。(アマゾン紹介文) 面白くて一気読み。

Posted by ブクログ

2025/01/07

冒頭で、この本はぼくにとっての長い「感想戦」のようなものかもしれない。と作者は言う。 感想戦というのは将棋の対局の後、勝者と敗者が局面を初手から振り返り、何処で形勢が傾いたのか、どの手が敗着だったのかを一手一手確認する作業。 これは当然のことながら敗者には苦痛以外の何ものでもな...

冒頭で、この本はぼくにとっての長い「感想戦」のようなものかもしれない。と作者は言う。 感想戦というのは将棋の対局の後、勝者と敗者が局面を初手から振り返り、何処で形勢が傾いたのか、どの手が敗着だったのかを一手一手確認する作業。 これは当然のことながら敗者には苦痛以外の何ものでもなく、メンタルを極端に削られる作業であるものの、これを疎かにして改善はなく、棋力の向上もない。つまり今よりちょっとでも強くなる為にはこれを蔑ろにはできない。 だから将棋指しは歯を食いしばり、悔恨と自分の弱さを詳らかにされる苦痛に耐えながら、自らの敗因について深く深く考察する。 奨励会という将棋の棋士を養成する機関の過酷さは、いろんなメディアや媒体によって世間にある程度知られてはいるけれど、全国各地に生まれるいわゆる天才少年が、天狗となって意気揚々と関東、あるいは関西の将棋会館に乗り込み、初めて自分と同じか、それ以上の超弩級のホンモノの天才たちと邂逅して、凄まじいショックと挫折感を味わうという意味で、非常に残酷なシステムである。 1987年以降、つまり羽生世代より後の現在のプロ棋士の先生たちは(棋士とはプロのことを言うので、プロ棋士という呼び方は実は誤りなのだが)例外はあるものの、この地獄の奨励会、三段リーグを勝ち抜いてきた選りすぐりの強者なわけで、青春のほぼ全てをかけて戦い抜いた彼らの背後には死屍累々、その十数倍の人数に及ぶ、志半ばで倒れたライバルの存在が。 いずれも彼らは小学生に上がる以前から天才だ、将来の名人だ、と周囲からもてはやされてきた子供たちなわけで、それを思うとこの将棋というゲームの魔力に改めて恐ろしさを感じるのだ。

Posted by ブクログ

2020/04/29

題名の「オール・イン」とは、カジノで有金を全て賭けて勝負すること。筆者は、将棋のプロ棋士を目指して、奨励会、三段リーグを戦い、結局はプロ棋士になれなかったという経歴の持ち主。将棋に全てを賭けたことを、題名が表している。 三段リーグには年齢制限がある。26歳までに四段、すなわちプロ...

題名の「オール・イン」とは、カジノで有金を全て賭けて勝負すること。筆者は、将棋のプロ棋士を目指して、奨励会、三段リーグを戦い、結局はプロ棋士になれなかったという経歴の持ち主。将棋に全てを賭けたことを、題名が表している。 三段リーグには年齢制限がある。26歳までに四段、すなわちプロ棋士になれなかった場合には、リーグを退会しなけらばならない。それは、基本的に、子供の頃からの目標であったプロ棋士になることを諦めることを意味する。 三段リーグを退会した筆者に追い討ちをかけるように、病魔が襲う。舌ガンのステージ4で、手術を余儀なくされ、舌を摘出してしまうことになる。 かなり壮絶な人生であるが、本書は、そういった経験を筆者が、割と淡々と、しかし、前向きに振り返りながら描いている。不思議に元気づけられる。 Wikipediaで調べてみたが、筆者はガンが再発し、その後、30歳の若さで亡くなられている。 ご冥福をお祈りいたします。

Posted by ブクログ