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世界出張料理人
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世界出張料理人

狐野扶実子【著】

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世界出張料理人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/03/01
JAN 9784041105542

世界出張料理人

¥220

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2020/06/19

とてもワクワクする本だった。 新しい顧客、新しいキッチン、新しい食材。 それらを使った料理たち。 顧客の話を聞き、五感で調理する。 事前準備は怠らないが、当日のトラブルにも顔色を変えず対応する。 顧客にとても喜んでもらうが、自分が納得の行く料理はなかなか難しい。 というか、自...

とてもワクワクする本だった。 新しい顧客、新しいキッチン、新しい食材。 それらを使った料理たち。 顧客の話を聞き、五感で調理する。 事前準備は怠らないが、当日のトラブルにも顔色を変えず対応する。 顧客にとても喜んでもらうが、自分が納得の行く料理はなかなか難しい。 というか、自分が納得いかないのに、喜んでもらうときにもやもやと矛盾を感じる。 私はこんなに誠実に仕事をしていただろうか。

Posted by ブクログ

2017/06/12

「出張料理人」というお仕事は、究極の実力主義のビジネスなんだとビックリしました。 読む前は、料理の出来よりも、どちらかというと女性シェフ本人のおしゃれさや美しさ、素材の値段の高さや珍しさが取り柄の、ファッションモデルの亜流のような世界かと勝手に誤解していました。 もしかしたら日本...

「出張料理人」というお仕事は、究極の実力主義のビジネスなんだとビックリしました。 読む前は、料理の出来よりも、どちらかというと女性シェフ本人のおしゃれさや美しさ、素材の値段の高さや珍しさが取り柄の、ファッションモデルの亜流のような世界かと勝手に誤解していました。 もしかしたら日本国内の非常に限られたコミュニティの中ではそれでも通用するかもしれませんが、この著者のいる舞台では実力がすべて。ゲストや依頼主に「驚き」と「喜び」を与えて初めて次の仕事が来る、という世界です。 一度でも失敗したら二度と呼ばれないであろうことは読んでいてひしひしと感じられ、実際の仕事の場面では読んでいる私まで緊張しました。 著者がそんな厳しい世界で生き抜いてこられた理由は明らかです。料理のすべてを本当に愛している。とにもかくにもそれがすべての根源にある、という感じでした。 その著者からあふれ出している「愛」が、食材選びや一緒に働く人たちやゲストたちに波及していく様子がすべてのページから感じられて、読んでいる私まで幸せな気分になりました。 仕事と人間の一番理想的な形だよなぁ、としみじみ。 世界各国の大富豪たちの生態(?)もこの本の読みどころの一つです。 「ミロのスープ」の名前にまつわるエピソードなんかは、日本人の国民性とは違うリアクションでおもしろいなぁと思う。 いろんなキッチンや邸宅内の描写もすごく興味深いです。 究極は、カナダの大富豪。息子は飛行機でハーバードまで週末ごとに往復していて、食材はぜんぶ自宅周辺で作られていたり(肉もそのエサも自家製!)。 そんな人たちにも臆することなく、レシピを考えながらわくわくしている著者に、「肝が据わった人だなぁ」と感心します。私ならビビリまくってしまうだろうな。 とにかくおもしろかったです。 著者が出しているフランス料理のレシピ本には、素材の扱い方や料理の手順が非常に丁寧に解説されているそうなので、買って読み込んでみたいと思いました。 きちんとしたフランス料理を自宅で作ろうなんて今まで思ったことなかったですが、この本を読んで、作ってみたくなりました。

Posted by ブクログ

2015/03/25

出張で料理を作る・・・それはいつも同じ厨房で作るよりはるかに工夫が必要だろう それに向かっていく姿勢が好印象

Posted by ブクログ