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不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書
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不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書

西村佑子【著】

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不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と溪谷社
発売年月日 2014/02/21
JAN 9784635810104

不思議な薬草箱

¥1,595

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2022/01/07

・童話はどのように読んでもいい。読み手の数だけ解釈がある。人間の想像力は童話の世界では何の制約もうけずに自由だから。 ・ヴェーザー河畔にあるコルヴァイ修道院では修道士の誰かが死ぬことになると、その死の三日前に、聖堂内陣にかけられている青銅の花輪の中のユリがその予告をするという。...

・童話はどのように読んでもいい。読み手の数だけ解釈がある。人間の想像力は童話の世界では何の制約もうけずに自由だから。 ・ヴェーザー河畔にあるコルヴァイ修道院では修道士の誰かが死ぬことになると、その死の三日前に、聖堂内陣にかけられている青銅の花輪の中のユリがその予告をするという。このユリは花輪の中から抜け出して、死が迫った者の椅子の上に姿を見せる。こうなったら決して死から逃れることはなかった。この不思議は数百年も続いていたという。あるとき、ある若い修道士の椅子にユリが姿を見せたとき、彼はそのユリを年配の修道士の椅子に移し替えた。年配の修道士は己の死を知り、病気になってしまったが、やがて回復した。一方、死を回避しようとした若い修道士は予告通り三日目に急死した。

Posted by ブクログ

2021/10/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

ハローウインが、近づく季節になって来ました。 魔女の登場する話等、久しぶりに読む。 そして薬草についても、第1章のグリム童話も懐かしいと、思いながら、ページを繰ると、今までの物語りとは、少し、違った話になっていたりして、面白い。 我が家にも、ハーブ等を植えていて、小さな花を楽しんでいます。 時々、葉っぱをちぎってみて、香ってみると、いい香りがする。 「ネズの木の話」も、「ネズ」ってどんな香りなのだろうか?と、思いながら、童話の世界に入って行きながら、ホレおばさんの話と共に、バイエルンヘ行って見たい気になった。 第2章のドイツの伝説も面白いのだが、少し、魔女狩り等、怖い話もある。 マンドラゴラの木の挿絵も、さも毒性と薬草の2つを持つような感じである。 第3章の聖書にまつわる植物も、絵画からも、色々薬草が、描かれており、興味深く読んでしまった。

Posted by ブクログ

2018/09/03

ドイツのグリム童話・伝説・キリスト教に関わる植物の話を メインに、民間伝承とキリスト教の関係、薬草の効用と 時代の変遷を考察した内容。植物については専門家の監修有り。 第一章 グリム童話・・・魔女と薬草 第二章 ドイツの伝説・・・魔女と不思議な植物 第三章 聖書・・・古い時代の植...

ドイツのグリム童話・伝説・キリスト教に関わる植物の話を メインに、民間伝承とキリスト教の関係、薬草の効用と 時代の変遷を考察した内容。植物については専門家の監修有り。 第一章 グリム童話・・・魔女と薬草 第二章 ドイツの伝説・・・魔女と不思議な植物 第三章 聖書・・・古い時代の植物 [附録]ドイツの薬草園と魔女迫害の跡地を訪ねる 主にドイツにおける伝説や物語と薬草の関係を、検証・考察。 中世の生活や文化、薬草の役割と、情報が多彩です。 それにしてもドイツの森の奥深さよ! 古代からの信仰とキリスト教のせめぎ合い、不幸な魔女たち。 それでも薬草は残り、伝承され、現代ではその効能で見直される。 「いばら姫」のいばら、マンドラコラの真の姿や、没薬、乳香等、 名前だけしか知らなかった植物や薬がわかるのも良かったです。 画像が豊富なのですが、モノクロなのと小さいのが残念です。

Posted by ブクログ

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