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リッカルド・ムーティ自伝 はじめに音楽それから言葉
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リッカルド・ムーティ自伝 はじめに音楽それから言葉

リッカルドムーティ【著】, 田口道子【訳】

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リッカルド・ムーティ自伝 はじめに音楽それから言葉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽之友社
発売年月日 2013/10/07
JAN 9784276217980

リッカルド・ムーティ自伝

¥1,430

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/03/11

リヒャルト・シュトラウス作曲の「イタリアから」についてはムーティの自伝『はじめに音楽 それから言葉 』に面白エピソードがある。 ナポリのオーケストラで彼がこの曲を振った時、ドイツ語でかかれた3楽章のタイトル「ソレントの浜辺にて」をイタリア人相手に説明すると「いつソレントに浜辺があ...

リヒャルト・シュトラウス作曲の「イタリアから」についてはムーティの自伝『はじめに音楽 それから言葉 』に面白エピソードがある。 ナポリのオーケストラで彼がこの曲を振った時、ドイツ語でかかれた3楽章のタイトル「ソレントの浜辺にて」をイタリア人相手に説明すると「いつソレントに浜辺があったんだい?」とやり込められてしまったという。(実際には、ソレントに浜辺はない) ムーティの70歳を機に出版した自伝『はじめに音楽 それから言葉 』には、このような面白く興味深い話が満載だ。ムーティはその容姿や口調から生真面目すぎるような方と思われるが、ユーモラスな記述も多い。彼の指揮棒のように淡々と書き連ねているのだけど、その内容がとても機知に富んでいるのだ。 まず興味深く、驚いたのが、彼は傲慢とか尊大と言われていることに、かなり自覚的であり、本人としても非常に気にしているような印象を受けたことである。自分が傲慢に見えるのは、かつての南イタリア特有の暴力的で厳しい教育によるものだと述べて「正当化しておきたい」とまで言った上に、実は自分は内気な性格なのだ、とまでのたまう(笑)。 私はずっと「いばりんぼムーティ」と思っていたので、この辺りからこの本に食いついてしまった。実際彼の笑顔のない指揮姿、そして終演後に活躍した奏者を称える際の「尊大」な指名の仕方(笑)、指揮棒や指でピッと奏者を指すその振る舞いはとても褒めているようには見えない。どこかの独裁者が説教前に「お前、立て」と言っているかのよう(笑)。それ故、奏者も称賛されているのに、どこか笑顔が少ない。 詳細はコチラから↓ ラジオ・フランスで聴いたコンサート / ムーティの演奏と彼の傑作な自伝『はじめに音楽 それから言葉 』を読む https://jtaniguchi.com/%e3%83%a0%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e8%87%aa%e4%bc%9d-%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%bb%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9/

Posted by ブクログ

2013/11/18

まあ指揮者の自伝というのはたいていうまくいったことしか書かない。特殊な思考法をする人々だ。 しかし音楽家になるというのも子供のころからいろんなこと勉強しなきゃならなくてたいへんだな。

Posted by ブクログ

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