スイッチガール!!(25) マーガレットC

あいだ夏波(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2014/02/25
• JAN: 9784088451664

商品レビュー

2018/01/19

主要キャラクター
田宮仁香　神山新　
二ノ原涼子　城ヶ崎 麗香（ボスザル）樹本大　広田正宗　木崎明花

ギャグ満載の高校生恋愛漫画。主役はオンとオフの差が激しい女子高生。全25巻。
基軸となってる仁香と新の恋愛ストーリーの展開は王道。この漫画の面白さは、寄り道的にちりばめられたギャグ要素と、作者自身の実体験に基づくコミックエッセイ的なページ。
ひとつの漫画の中に、胸キュン要素と素で笑える赤裸々な女子像が混在していて、まさにスイッチ漫画。
下ネタも入ってますが、扱い方が明るくいやらしさを感じない。中高生からの質問のお手紙に対する回答方法も上手く、聞くに聞けない思春期女子の悩みが、この漫画を読めば吹っ飛ぶ感じ。

キャラクターの顔は、作者自身も言ってる様に、25巻もあると変化しているのが分かります。新の顔、私は最初の第一話、二話の顔が一番好き。
キャラクターのプロフィールを見ていると、B型に設定している率が多くて、あいだ先生自身もB型と言うことで納得。同じB型として、また作者さんと同世代として、いろんな点で激しく同意しながら楽しく読ませてもらいました。

2014/05/13

※22～25巻の感想をまとめてこちらに。

ついに完結！仁香×新の恋の行方は…!?

これまでの作風から一転してどんどん暗くなる展開に、ちょっと困惑。(>_< )
新と朝海の過去はベタすぎだけど、幼かった二人の拙い恋には、心を震わせるものがあったなー‥*
あと、ヒロトはあまり引っ掻き回さないスタンスでいて欲しかった。このテの人は、あくまで良き友達でいるのが一番合ってる気がするんで。(-.-;)

24巻で、マサムネが新に「例え何かを犠牲にしても、自分で切り開かなきゃ幸せを掴めない」的なことを言ってるんだけど…
何かに正直になるってことは、それ以外のことに対して嘘つきになるってことじゃないし、
たった一人を大切にすることが、他の誰か（との関係）を犠牲にするってこととも違う気がするのよねー、私は。
寄り添うってことが、必ずしも恋人関係だけを指すわけではないのだし。まぁどちらか一方がそれを望んだら、成り立たないしツライけど。

OFFモードのバレ方が、カミングアウトっていうのはビックリだった！((ﾟДﾟﾉ)ﾉ
何を失っても新だけは離せない‥って、現実はそこまで捨て身になれないけど、そういう相手にめぐり逢えたことは何よりの幸せね♥
なるほど、〝貝合わせの二人〟か。羨ましいなぁｖ(*^ω^)人(^ヮ^〃)

途中、謎のギャルゲー(?)話と仁香の脱毛体験をはさんで…

ラストは、納得いく形で良かった～!!
最後の最後でのニノのフルネーム公開（その名も「涼子」！）には、思わず二度見してしまったほど驚いたけど。Σ(゜_゜;)
そして不覚にも主人公たちでなく、ボスザル×染谷の方に大いに感動した‥。X'masイヴの染谷のロマンティック演出（23巻）にも、ときめいてしまったしw(//∇//)”

なにはともあれ、めでたしだ☆彡

この作品は、
とにかく各巻必ず笑えて、スイッチガールたちに共感できて…とても楽しかった♪

2014/03/28

最終巻です。新刊で買うのを迷っていたら、古本やさんで売っていたんで購入。内容的には中古で充分でした。

本編は前半１／３で終わり。展開はよめた内容のままでしたので、ラストとしてはちょっと残念だったかな。

そのあとのゲームの話と脱毛エステ話はおもしろかったです。特にエステ話は、自分も脇脱毛したことありますけど、営業すごかったのを覚えてます。私はお試し受けにいくのに、財布からカード全部抜いて、途中で家族に電話入れてもらうようにして行きましたから、監禁状態にはなりませんでしたけど、気の弱い子が契約させられているのを思い出しました。

あと、ボスザルと染谷様のその後はなんかよかった。ボスザルの父母にかなーり気に入られてて、戸惑う染谷ってのは、なかなか見れないと思います。

最後に読み飛ばしてから、再度戻っちゃったのは、ニノの本名がフルネームで出てるって書いてたから。本当にラストしか名前出なかったんですね(^^ゞ

やっと長いシリーズが終わって、あいださん、次作はどんなのになるのか楽しみにしてます。