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帝都東京華族少女 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2014/02/06 |
JAN | 9784344421547 |
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帝都東京華族少女
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帝都東京華族少女
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
木挽町のあだ討ち文庫待ち。図書館にある永井さん全部読みます、2冊目。 明治39年春の帝都東京。男爵家の令嬢と謎を秘めた住み込み書生が、巻き込まれた殺人事件。 それは、二人が参加した夜会でおきた伯爵毒殺事件。 当時の華族界の様子、女性の地位など、華麗に取り込む。事件そのものより、そ...
木挽町のあだ討ち文庫待ち。図書館にある永井さん全部読みます、2冊目。 明治39年春の帝都東京。男爵家の令嬢と謎を秘めた住み込み書生が、巻き込まれた殺人事件。 それは、二人が参加した夜会でおきた伯爵毒殺事件。 当時の華族界の様子、女性の地位など、華麗に取り込む。事件そのものより、そこに至ることになった伯爵への周囲の怨念、家族制度の亀裂を読めます。 序の明治18年の出来事が最後に効いてくる。 不満は、書生の謎の一部を誤魔化したかなと思ったこと。 が、読んでから気がついたのだけど、マミさんが読んでた「華に影 令嬢は帝都に謎を追う」の、底本?タイトル変えての再出版かな。 もしかして、加筆修正ありで、私の不満部分は解決されているのかもしれない。 それにしても、もっと読まれても良いと思う良作だけど、がっかり感は残る。
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明治三十九年の東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、住み込みの書生たちを弄ぶのが楽しみだが、なぜか帝大生の影森にだけは、馬鹿にされっぱなしだ。そんな二人が参加した夜会で、殺人事件が起きた。嫌疑がかけられたのは、斗輝子の祖父・総八郎。影森と斗輝子は、総八郎の疑いを晴らそうとするが―。異...
明治三十九年の東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、住み込みの書生たちを弄ぶのが楽しみだが、なぜか帝大生の影森にだけは、馬鹿にされっぱなしだ。そんな二人が参加した夜会で、殺人事件が起きた。嫌疑がかけられたのは、斗輝子の祖父・総八郎。影森と斗輝子は、総八郎の疑いを晴らそうとするが―。異色コンビが活躍する爽快&傑作ミステリ!
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※このレビューにはネタバレを含みます
惹句から連想するよりはずっと生真面目な時代ミステリ。ミステリ色は薄くて、嫌われ者の伯爵を殺した犯人はなんのひねりもない人物で、当然推理らしい推理もなくかなり早い段階で明らかになってしまう。それより事件の背後でうごめく政商の非情な工作や、家に縛られる女性の悲劇を描くことに主眼がある。とは言え、やけに説教臭いのには閉口する。
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