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わかりやすい高麗茶碗のはなし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 淡交社 |
発売年月日 | 2014/02/06 |
JAN | 9784473039354 |
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わかりやすい高麗茶碗のはなし
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茶道具のジャンルは便宜上のものに過ぎない。井戸茶碗は高麗茶碗の最高峰で、「一井戸 二楽 三唐津」と呼ばれるが、朝鮮では日常雑器に分類されるものであった。桃山時代にはルソンの壺が茶器として豊臣秀吉はじめ諸大名に重宝された。しかし、これは現地では便器として使われたものであり、本来のジ...
茶道具のジャンルは便宜上のものに過ぎない。井戸茶碗は高麗茶碗の最高峰で、「一井戸 二楽 三唐津」と呼ばれるが、朝鮮では日常雑器に分類されるものであった。桃山時代にはルソンの壺が茶器として豊臣秀吉はじめ諸大名に重宝された。しかし、これは現地では便器として使われたものであり、本来のジャンルは便器になる。出羽米沢藩の重臣の中条至資には、古雅の風をそなえる菓子器を盃に転用した逸話がある(藤沢周平『漆の実のみのる国 下』文藝春秋、2000年、257頁)。ジャンルを超えた利用法をすることが創意であり、イノベーションである。各ジャンルの物を一通り揃えなければ茶会ができないものではない。それは先人の創意工夫に対する侮辱である。ジャンルに拘泥する主張は茶人らしからぬものである。
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