バナジー・プロトコル ホメオパシーにおける病理的アプローチ

プラサンタ・バナジー(著者), プラティップ・バナジー(著者), 由井寅子

• 販売会社／発売会社: ホメオパシー出版
• 発売年月日: 2013/12/01
• JAN: 9784863470828

商品レビュー

2014/12/11

国がホメオパシーを認めているインドのホメオパスバナジー親子。
彼らはクラシカルホメオパシーから逸脱して、科学のコミュニティに認められる方法論を作っている。それがバナジープロトコル。
バナジープロトコルでは西洋医学と同じように、特定の病気に対して、特定のレメディー（ホメオパシーの治療薬）を特定の投与回数で投与することで、治療している。
一日に１０００人以上も診療して、どのレメディーがどの病気にどんな変化を起こすのか観測し、パターンを決め、効果を証明した。

その事実を受け、テキサスの州立大学MDアンダーソンの癌センターの科学者たちが行った実験により、高稀釈液（原物質の分子がひとつも存在しないポーテンシーのレメディー）による癌細胞の破壊を確認し、それゆえに、特にアメリカでは西洋医学にバナジープロトコルが受け入れられることになった。

高いなーと思って、購入を長いことためらっていたのだが、今は安い買い物だったと思っている。
上質の紙を使って、症例のレントゲン写真などが鮮明に印刷されている。
がん治療に多くの紙面を割いているが、火傷や下痢、頭痛など、普通の人が日常で体験するような病気へのレメディーも記載されている。

免責事項として「素人が自分で使ってみるのには適してないよ」と書いてあるし、インドで効果があったからといって日本でも効果があるかどうかはわからないのだが。