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妖談うつろ舟 耳袋秘帖 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/02/07 |
JAN | 9784167900281 |
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妖談うつろ舟
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
海辺に流れ着いた異国風の娘。美女付きの安房に直営地を持つ旗本の元へ。 道端に倒れる酔っ払いの男から3文を奪った男をとらえてみると、自分の名前を「じゅあん」と言う。 白蛇が舟を追って川を渡り、ついて来たと言う。 不思議な事件を追うと、事件の裏にまたしても耶蘇教のさんじゅあんの影が。 芸者の行方不明事件から小力がきになる椀田。 本気で嫁にとやっと言えた。 言葉で人を操るさんじゅあん、元々のところは小悪党なだけかもしれないが、誰しも持つ不安や不満をもっともらしい言葉と教えで、幸福感を与えるやり方は、大きなうねりとなった。市民ばかりでなく、そこの金儲けを見つけた、幕閣にまで力が及んでいた。 読むものを飽きさせない筆力はさすがだ! 妖談シリーズ完結編。
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妖談シリーズ七弾 人を引き付ける才能を持った坊主、影ではその才能で人を操る? 別口の件でも控えながら、厄介な相手闇の者の水利探索も、更には、根岸奉行を付け狙う策謀も 結局、背後にいる人物も炙り出せずに?
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耳袋秘帖~妖談編~の第7弾にして完結編。 でも、わかったようなわからなかったような終わり方だったよ。 江戸の暗殺集団「闇の者」のラスボスはハッキリしないまま、とりあえずそれを指導していた隠れキリシタンの「さんじゅあん」さんは亡くなりました。 この巻では、マグダラのマリアさんみたいな人が出てきたてたけど、うまく筋がまとまっていたかは微妙…。 部下の椀田さんの恋が実ったのだけはハッキリわかったけどね(笑) 生きていくってことはとても大変で、自分の生き方に不安を抱かない人はなかなかいないし、そこに行動の指針をズバっと示してもらえると、自分で考えるよりも楽だから、それに従っちゃうって人は多いのかもしれません。 宗教を信じるのって、案外その方が楽だったりするからってのもあるかもね。 言葉は悪いけれど「神さまがこうしろって言ったんだもん!」って言い訳になったりもするし…。 妖談編としてはこれで完結だけど、別の方向から耳袋シリーズは続いていって、そのうちスッキリしなかった部分が解明するのかもしれません。 まぁ、適度に楽しめたシリーズでした。
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