人が集まる！喜ばれる！デイサービスのはじめかた・つづけかた

辻川泰史【編著】, 小濱道博, 福辺節子【著】

• 販売会社／発売会社: 秀和システム
• 発売年月日: 2014/01/30
• JAN: 9784798040547

商品レビュー

2014/09/17

母がデイサービスに通っている。しかし、つまらないという。母好みのデーサービスを作ればいいのかと考えることがあり、この本を読んでみた。デイサービスのはじめるとしたら、どんなことを考えて行く必要があるのか、参考になったが、いろいろやることがあって、ハードルが高いと感じた。デイサービスの数は、31000件と、コンビニくらいあるそうだ。紹介されていた内容、デイサービスとは、立ち上げ手順、コンセプト、集客、運営上のポイント、生き残る、介助支援技術。

2014/06/24

チェック項目14箇所。小規模デイサービスのメリット：（１）初期投資が安い（２）人員配置基準、資格要件が薄い（３）介護報酬が高い（４）顧客管理がしやすい（５）継続したサービスが見込める（６）売上の回収が容易。サービスの多様化：（１）施設の多様化（２）サービス内容の多様化（３）サービス時間の多様化（４）入浴サービスの多様化。売上優先でリハビリや宿泊を行うことは安易すぎます、デイサービスの利用者でリハビリを重視する人にはデイケアが適していると考えるべきです。業界のしくみを理解することに加え、ケアマネジャーが何を求めているか、モノを渡すのではなく何が必要か、こうしたことをしっかりと考えることがサービスの向上、気付きに繋がります。事業である以上、経営を安定させ向上させることは必要です、そのためには管理者、常勤のスタッフの協力が不可欠です、重要なことは、「なぜ、稼働率と売上が重要なのか」「その稼働率、売上の向上が、どのようにスタッフや利用者に還元されるのか」ということを説明し、同意を得ることです。デイサービスは現在3000事業所を超え、飽和状態の地域も出てきており、競争も激化しています、これからのデイサービス経営には、自社が対象とする要介護状態の利用者層を絞り、そこにサービスを訴求し、提供していくことが必要になります。もしも自分が利用者だったら、どの時間帯で利用しますか？　デイサービスを運営していくうえでは、新規の申し込み、中止、問い合わせ件数、稼働率をデータ化することも必要です、データ化することで、1年間の稼働率の変動がある程度、明確になります。・きっちりとした理念・コンセプトを持つこと、・基本のケアができていること、この二つはデイサービスを始めるためには必須です。介助者側にとっての楽な介助出発してしまうと、一つひとつの声かけや確認やお年寄りの反応を待つ丁寧な介助は、とても時間がかかる「やっかいな」介助になります。