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理性の暴力 日本社会の病理学 叢書 魂の脱植民地化
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青灯社 |
発売年月日 | 2014/01/27 |
JAN | 9784862280695 |
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理性の暴力
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理性の暴力
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とにかく面白かった。自分が最近強く関心を持っている「啓蒙された理性による暴力」について、日本で起きた比較的身近な問題を通して分析されていて、考えが深まったし、勉強になった。 「啓蒙主義がファシズムのような破滅的な暴力を生み出す」というのはよく言われてきたことではあるけれど、未だに...
とにかく面白かった。自分が最近強く関心を持っている「啓蒙された理性による暴力」について、日本で起きた比較的身近な問題を通して分析されていて、考えが深まったし、勉強になった。 「啓蒙主義がファシズムのような破滅的な暴力を生み出す」というのはよく言われてきたことではあるけれど、未だにそれを乗り越えることはできていない。というより、少なくとも今の日本においては、その傾向はより顕著になってきていると思う。 著者が終章で述べていた「ホロコーストのような国際的に関心の高い問題だけでなく、もっと身近にある暴力の問題について、哲学的に分析されなければならない」というのには、非常に共感した。 「啓蒙」や「理性の暴力」における問題は、私たちの身近にいくつもある。それらについて、より深く、根源的な分析を行っていくことは、今日の哲学における課題の一つではないだろうか。
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