フィギュアスケート銀盤の疑惑 リンダブックス

猫宮黒埜【著】

• 販売会社／発売会社: 泰文堂
• 発売年月日: 2014/02/07
• JAN: 9784803005431

商品レビュー

2017/12/18

本では最後のところに、フィギアで審判は何を見ているかどんな技があるのか載っていて少し詳しくなれた。正直、アクセルとルッツ、サルコウなどの図解がある。真央ちゃんは基礎点の高い演目をしているが、相手が基礎点の低い技の加点で 点数を稼いでいて、その加点が多すぎるというような指摘。同じ動きをしても羽生くんは失点扱い、キム・ヨナは不問であるとか。後、ロビー活動についても割と詳しく書かれていた。もっともなように思うけれど、自分は素人だから、玄人にしかわからない専門的な見方があるのかもしれない。しかし、だとすれば何がどう上回っているか具体的に説明できるとは思う。そこを差っ引いても、魅せ方は上手だと思いますししなやかなスケートをしていると思います。が、できる技術にのっとって高いプログラム構成で基礎点の違いがあるのに、加点の付け方にかなり幅がありそこでひっくり返しているという指摘はあながち不当なものではないように思う。そこそこ差のある基礎点ひっくり返すだけ各エレメントがすごい加点なんだからそれはもう少し納得できるような説明があるといいような気がする。ここ最近のフィギアの流れとか出来事も読むことができて割りと面白かった。引用してあるアンケートなんかは、ネットの集計だから話半分にしても素人なりの点数分析はなるほどと思うところがある。多少、ネットな感じの人柄と文章だけど疑惑の話し以外にもスケート業界の問題点が語られていて面白かったと思う。

2014/02/21

とても詳しく分かりやすいし、なるほどと思う所も多かった。いよいよ今日女子フリー。公正な審判だといいな。