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はじき出された子どもたち 社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学
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はじき出された子どもたち 社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学

土屋敦【著】

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はじき出された子どもたち 社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2014/01/25
JAN 9784326602636

はじき出された子どもたち

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2014/03/29

土屋敦『はじき出された子どもたち』勁草書房、読了。「子供を護れ」という問題は山積するが、その質はどう変わったのか。本書は「理想の家庭」像が子供をはじき出す変遷の経緯を描く「社会的養護児童と「社会的養護児童と『家庭』概念の歴史社会学」(副題)一冊。 http://www.keiso...

土屋敦『はじき出された子どもたち』勁草書房、読了。「子供を護れ」という問題は山積するが、その質はどう変わったのか。本書は「理想の家庭」像が子供をはじき出す変遷の経緯を描く「社会的養護児童と「社会的養護児童と『家庭』概念の歴史社会学」(副題)一冊。 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b147064.html 間引きや人身売買など子供の問題は昔から存在する。高度経済成長以後、子供の数は減少したが、保護施設は減っていない。戦後の浮浪児から育児放棄の児童保護は、社会からの排除から家庭内での排除への「保護されるべき子ども」概念の変容を意味する。 たしかに「はじき出された子ども」たちを“護る”必要は存在する。しかし、理想とされる社会と家庭が「はじき出された」子供を生み出してきたのがその経緯であろう。「子供を護る」のは何のためか。重厚な論考に考えさせられるところが多い。

Posted by ブクログ

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