- 中古
- 書籍
- 書籍
はじき出された子どもたち 社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学
定価 ¥4,400
2,475円 定価より1,925円(43%)おトク
獲得ポイント22P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2014/01/25 |
JAN | 9784326602636 |
- 書籍
- 書籍
はじき出された子どもたち
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
はじき出された子どもたち
¥2,475
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
土屋敦『はじき出された子どもたち』勁草書房、読了。「子供を護れ」という問題は山積するが、その質はどう変わったのか。本書は「理想の家庭」像が子供をはじき出す変遷の経緯を描く「社会的養護児童と「社会的養護児童と『家庭』概念の歴史社会学」(副題)一冊。 http://www.keiso...
土屋敦『はじき出された子どもたち』勁草書房、読了。「子供を護れ」という問題は山積するが、その質はどう変わったのか。本書は「理想の家庭」像が子供をはじき出す変遷の経緯を描く「社会的養護児童と「社会的養護児童と『家庭』概念の歴史社会学」(副題)一冊。 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b147064.html 間引きや人身売買など子供の問題は昔から存在する。高度経済成長以後、子供の数は減少したが、保護施設は減っていない。戦後の浮浪児から育児放棄の児童保護は、社会からの排除から家庭内での排除への「保護されるべき子ども」概念の変容を意味する。 たしかに「はじき出された子ども」たちを“護る”必要は存在する。しかし、理想とされる社会と家庭が「はじき出された」子供を生み出してきたのがその経緯であろう。「子供を護る」のは何のためか。重厚な論考に考えさせられるところが多い。
Posted by