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なやまし未亡人ハウス 竹書房ラブロマン文庫
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なやまし未亡人ハウス 竹書房ラブロマン文庫

橘真児(著者)

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なやまし未亡人ハウス 竹書房ラブロマン文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2014/01/30
JAN 9784812498545

なやまし未亡人ハウス

¥495

商品レビュー

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2014/04/13

設定は良好なれど深みに欠ける展開が勿体ない印象

少年時代から憧れていた隣のお姉さんが結婚して、その後に夫と死別して、未亡人として戻ってきて、同様な境遇の未亡人達とシェアハウスを始めて……という設定には妙味があって良かった。単に未亡人となった訳でもない様々な理由がそれぞれにあり、これに橘作品ではお馴染みのお尻フェチ・匂いフェチを...

少年時代から憧れていた隣のお姉さんが結婚して、その後に夫と死別して、未亡人として戻ってきて、同様な境遇の未亡人達とシェアハウスを始めて……という設定には妙味があって良かった。単に未亡人となった訳でもない様々な理由がそれぞれにあり、これに橘作品ではお馴染みのお尻フェチ・匂いフェチを絡ませる面白さも加味されていた。メインを含む3人の未亡人に加えて訳ありな生娘を1人盛り込んだところにも、「オール未亡人」という設定を敢えて外してでも利かせたかったスパイスと解釈することもできよう。何より個性豊かなヒロイン達であり、話としても官能としても魅力に華を添えていたと思う。 それだけに展開としての深みに欠ける印象だったのが勿体ないと感じた。恋の行方が物語のゴールでもあるためにメインヒロインの出番が最後になるのは定番ではあるのだが、主人公との過去から現在に至る経緯や、主人公がどれだけ憧れ、好いているかを冒頭でじっくり読んでしまった後では出番の少なさにもどかしさと勿体なさを感じたのかもしれない。その穴を埋めるようにサブヒロイン達が夫との過去を様々に盛り込みながら主人公と絡んでいくのだが、これにも同様の物足りなさというか、とりわけ官能面においては今少しの場面と描写がほしかったように感じた。 軽妙な文字運びで独特な性癖を曝け出し、読み手にも同意を求めるかのような主人公の独白には「いやいやいや、違うでしょ」と笑いながらツッコミを入れる面白さがあって実に橘作品らしいのだが、良くも悪くもスパッと割り切った感じが漂う物語の進行にはやや中途半端なところも感じたので、未亡人としての心情か、もしくは官能面のどちらかで、もう少し濃いぃ成分があったら良かったのになぁ、と感じた次第である。

DSK

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