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サテライト三国志(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2014/01/24 |
JAN | 9784822249977 |
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サテライト三国志(下)
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
後半は張遼から。遼来来という化け物的エピソードが印象的である。 さて三国志のメインとなるお話は実は後漢末期なのだが曹操が死んで魏呉蜀の世の中になってからが歴史上でいう三国志になる。で、本書は割とその三国志時代やもう晋の時代の登場人物と言っていい武将も入っている。話の脚色もあったの...
後半は張遼から。遼来来という化け物的エピソードが印象的である。 さて三国志のメインとなるお話は実は後漢末期なのだが曹操が死んで魏呉蜀の世の中になってからが歴史上でいう三国志になる。で、本書は割とその三国志時代やもう晋の時代の登場人物と言っていい武将も入っている。話の脚色もあったのだろうが関羽や張飛といった豪傑が退場してからはやはり華が無い。どちらかというと陰湿な内部抗争の感が強い。呉などは自爆に近い。でも陸抗のエピソードとか爽やかな話もあるのは良かった。 個人的には本書では自分の好きな謀臣賈詡が登場してくれている。司馬懿、諸葛亮、荀彧、郭嘉辺りの方が上かもしれないが敵方で曹操を苦しめて最後は大出世、しかも子の縁談に貴族を選ばなかったので晋の時代も一族は栄えるという鬼謀というか予測ぶりは先に挙げた多分No. 1だろう(司馬懿も一回は遠ざけられている)。
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上巻の群雄割拠の混沌とした時代を経て、下巻ではいよいよ魏・呉・蜀の3国が並立する時代に突入。しかし、その3国はいずれも後継君主への引き継ぎがうまく行かず、ついには司馬一族による第4国の「晋」が中国統一を果たす。 この時代になると、戦いらしい戦いがなく、武よりも智の勝負であり、ド...
上巻の群雄割拠の混沌とした時代を経て、下巻ではいよいよ魏・呉・蜀の3国が並立する時代に突入。しかし、その3国はいずれも後継君主への引き継ぎがうまく行かず、ついには司馬一族による第4国の「晋」が中国統一を果たす。 この時代になると、戦いらしい戦いがなく、武よりも智の勝負であり、ドロドロとした裏切りと暗殺の世界であった。登場するサテライトたちにも、正々堂々とした華やかさより、えげつなさや人でなしっぷりが求められた。呂布や関羽のような「これぞ武将」というような人物は登場しない。ブラックな三国志だ。 個人的に印象に残った人物は献帝と劉禅。どちらも偉大な家系に生まれるものの、才能と時勢がなく、新興家系に乗っ取られてしまう悲劇の皇帝。しかし、両者とも時代に逆らわず、なりふり構わず生き永らえることだけに注力し、天寿を全うする。家や名誉など知ったことじゃない、命あってナンボという本能丸出しの生き方は、それはそれで清々しい。 そして、上下巻の列伝最後を締めるのは晋の初代皇帝、司馬炎だ。
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三国志も後半、特に司馬晋が台頭するあたりから、あまり話として面白くない。当然呉・蜀にも個性的な人物がいないせい。そして、権力争いが何か陰湿
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