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ナナのリテラシー(1) ビームC
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ナナのリテラシー(1) ビームC

鈴木みそ(著者)

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ナナのリテラシー(1) ビームC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/01/25
JAN 9784047294141

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商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2018/12/22

 わかりにくいことをわかりやすく(しかも辛辣に)表現することで定評がある鈴木先生の、出版業界への(ある種の)殴り込みをかけているマンガ。  1巻の冒頭で「出版不況」のカラクリを説明され激しく納得した。    1990年代のインターネットの出現来、深刻化する出版不況。  しかし、...

 わかりにくいことをわかりやすく(しかも辛辣に)表現することで定評がある鈴木先生の、出版業界への(ある種の)殴り込みをかけているマンガ。  1巻の冒頭で「出版不況」のカラクリを説明され激しく納得した。    1990年代のインターネットの出現来、深刻化する出版不況。  しかし、それでもマンガの新刊は1日33冊(年1.2万)も出版される。  それはなぜか?  つまりそれは「新刊をすらないと死んじゃう病」にかかっているせいであるしている。  つまり、出版業界では、売れ残りをお金ではなく「新刊」で補充する制度があり、どうせ補充するなら、すこしでも一発アタル「新刊」で補充しようとするギャンプル体質が骨の髄まで染みているせいである、と冒頭から喝破している。  ちなみにマンガ家は日本で7000-1万人いる。  だが、ここでも格差が広がり、一部の勝ち組(確実に稼げるグループ)と無数の底辺所得者(あてるための当て馬)の二極化が進み、鈴木先生自身のような中流漫画家が激減し、厳しい時代に。  つまり、鈴木先生が「食えない」のは「才能ではなく、構造の問題」とする。  そこを生き抜くためには、編集者に頼っていたスキルをある程度自分で代行し、セルフプロモーションをかまして、自らが自らを売り込むスキルも必要と説く。    また、2巻では出版業界と同様、すでに飽和してい久しい「ゲーム業界」が舞台に。  据え置き型ゲームで成功したの大御所を登場させ、昨今の課金で稼ぐスマホゲームに毒を吐かせる。 ・ゲームは『最初に払った金で最後まで遊べなければいかん ・ゲームはいかに多くの「努力」をさせるかが大事。 ・リアルマネーはその過程を飛ばしてしまう「麻薬」  など、かなり、職人魂炸裂でしびれたw  私はオッサンキャラ好きだが、それをさしい引いても「ゲームの本質」をついた発言に思う。  また、彼曰く、 ・人を一番成功させることは何か、という問いに「先達がいないこと」と言っている人がいた。死ぬ気で試行錯誤を繰り返すようになるから。  だそうです。  ストーリー漫画的な情緒的な感動、というより、腑に落ちる爽快感を提供してくれた「社会の教科書」的なマンガだった。  そのへんの「もやもや」を的確についてくれる鈴木先生が、人気なのもわかるなーと思った作品だった。

Posted by ブクログ

2014/04/25

この作者の本は先に限界集落温泉を読んでいたが、取材がしっかりしているのかディテールが細かくて読み応えがある。マンガ業界に偏向した内容ではあるけれど、出版、電子書籍事情も実情に近いので業界動向入門としても読める。

Posted by ブクログ

2014/03/14

さすがパイオニア漫画家、鈴木みそ。 切れ味鋭い論評とモルモット並みの実験で電子書籍業界のタブーに切り込んでる。 CDじゃなくてライブで生活するインディーズバンドみたいなヒリヒリした感じが伝わってくるなぁ。 音楽や出版に関わる人は絶対読んだ方がいい!

Posted by ブクログ

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