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伯爵家のしきたり

小笠原敬承斎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2014/01/23
JAN 9784344025233

伯爵家のしきたり

¥110

商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

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2021/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 物事を極めるのに、「こころ」から入るか、「かたち」から入るか、の議論があります。私が空手に明け暮れてた頃は、まず「かたち」から。「かたち」が自然にできるようになる頃、いつの間にか「こころ」がついてきてた気がします。小笠原敬承斎「伯爵家のしきたり」、2014.1発行。礼儀とは相手や周囲の人々に対して持つべき「こころ」そのもの。「礼儀」を相手に伝えるために必要となるものが「作法」。「作法」とは、知識、立ち振る舞い、ことば遣い、身だしなみに至るまで、あらゆる「かたち」を指す。なるほどと感じ入りました。

Posted by ブクログ

2017/04/23

これは、一体、どういう意図で書かれた本なのでしょうか?読んでいる間中、何度も混乱しました。 タイトルは伯爵家の〜とありますが、爵位や華族の話はそこまで出ず、ほとんどは室町時代から始まる武家のしきたりの話です。だったら、伯爵は関係なかったのでは?現代に通じる武家のしきたり、とかに...

これは、一体、どういう意図で書かれた本なのでしょうか?読んでいる間中、何度も混乱しました。 タイトルは伯爵家の〜とありますが、爵位や華族の話はそこまで出ず、ほとんどは室町時代から始まる武家のしきたりの話です。だったら、伯爵は関係なかったのでは?現代に通じる武家のしきたり、とかにした方が、内容がよほど分かりやすかったのではないかと思います。 礼法をお伝えする、とあったのですが、礼法をただ伝えるだけでは意味がないのではないでしょうか…と何度も感じました。たしかに、昔の礼法には逐一意味があって、それらを理解したり学んだりすることは大事です。ただ、現代社会は、というよりもすべての社会に通じることですが、時間の変化によって礼法や文化や常識も変化することが自然な流れだと思います。その中で、どれを残すか、どうやって残すか、という取捨選択のために頭を使うことの方が今は大事なのではないのでしょうか。 結婚は、たしかに武家社会の中では家と家を結びつけるものだったのでしょう。でも、今の社会の中では家の定義や一族の定義などは、昔と比べて違った意味合いを持っていきます。それを由々しきことだと断定してしまうのは、あまりに浅慮のように感じました。家と家、つまりグループで寄り添わなければ生き抜くことができなかった社会から、個人を尊重しても生きていける、ある意味において平和な社会になった現代では、そういった武家社会の礼法をそのまま使用しては綻びが出るのが当然なのかと。アップデートをすることが大事なのに、と思ったのですが、残念ながら、そういったことについては殆ど触れられていませんでした。 なんとなくですが、著者の小笠原さんが書かれたいと思っていらっしゃったことと、出版社が書いて欲しいと求めていたことに差があるように感じました。結果、どっちつかずの本に出来上がってしまって、大変残念です。

Posted by ブクログ

2014/12/25

室町時代から脈々と受け継がれてきた小笠原の礼法。清和源氏に始まる伯爵家のしきたりである。しきたりに縛られる必要はないが、しきたりを学ぶことは、私たちの暮らしがより豊かにしてくれる。自然の恵みに感謝し、周囲の人に対する尊敬や感謝の念を忘れないことを、しきたりは教えてくれる。相手を察...

室町時代から脈々と受け継がれてきた小笠原の礼法。清和源氏に始まる伯爵家のしきたりである。しきたりに縛られる必要はないが、しきたりを学ぶことは、私たちの暮らしがより豊かにしてくれる。自然の恵みに感謝し、周囲の人に対する尊敬や感謝の念を忘れないことを、しきたりは教えてくれる。相手を察し自分を慎む。引く美学。ハレとヒケの意識。お箸は先3センチ。相手に合わせるのが本来のマナー。選ぶ言葉に心の豊かさが表れる。実は「ざぁます」は吉原で使われていた遊里語。決して上品な言葉遣いではない。一つの事柄に様々な言い方がある。礼法において最も肝要なのは、「相手を大切に思うこころ」。一つひとつ吟味して使っていきたい。

Posted by ブクログ

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