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ネイティブが使う英語・避ける英語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 研究社 |
発売年月日 | 2013/10/24 |
JAN | 9784327452582 |
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ネイティブが使う英語・避ける英語
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商品レビュー
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いわゆる昔の受験英語で覚える言い回し、構文が今の時代にどれくらい使われているものなのか、あるいは誤用とされている言い方が実際はどの程度使われているのか、ということについて、アメリカ語法とイギリス語法の差も考慮しながら、Googleなどの検索エンジンや各種コーパスを参考に使用頻度...
いわゆる昔の受験英語で覚える言い回し、構文が今の時代にどれくらい使われているものなのか、あるいは誤用とされている言い方が実際はどの程度使われているのか、ということについて、アメリカ語法とイギリス語法の差も考慮しながら、Googleなどの検索エンジンや各種コーパスを参考に使用頻度の変遷をグラフで提示し、さらに複数の英米人のコメントを紹介するもの。 取り上げるとキリがないが、やっぱり日本の学校英語では伝統的に認められていないが、実際は結構ある、というのもあって、そのバランスの取り方が教員としては難しいところ。例えばIt was wise for you to say so.の方がof you to say soよりも優勢(p.4)とか、forはダメだ、という問題を出したら勉強不足って感じになるかもしれない。と言うのも「前者はYou say so.全体に対し客観的に『賢い』と判断する。この場合はfor you。後者はYou are wise”(あなたは賢い!)で’主語の性格’に重点が置かれ、ofが先行する」(同)ということで、wrongも同様。でもimportantでofはありえないし、kindでforはありえない、foolishはforはあまりない、みたいなことは、行為の客観的な判断なのか、性格に重点を置くのかで説明できることは納得した。でも同じ使われていると言ってもHow is the weather like?は、やっぱり学校英語では教える必要もなければバツにしてしまっても別に勉強不足とは取られないだろうし、という意味で、学校英語での×が許容できる、というかむしろ許容すべきものなのか、そうでもないのか、というのが難しいなあと思った。あとthis is the first time I have ever...のeverの使用は誤用(p.108)、となっているが、誤用とは言えないんじゃないかなあ、という疑問。 ずっと学校で文法の教材を作ってきているが、明らかに頻度的に少ない表現の扱いはケアしないといけないと思う。例えばI might as well throw money away as lend it to him.よりI’d rather throw money away than lend it to him.が圧倒的(p.186)だけど、そしたら一つ目の文はどうやって示すのか(あるいは生徒によっては示すべきではない)、考えないといけないなあと思う。という意味で、もし「文法」に関連させた表現を教えることがある時には、この本でチェックした方が良さそう、という感じで、手元に置いておきたい一冊。(24/05)
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当時習った受験英語が、実践的英語を意識していく上では、あまり重要でないということが、伝わってくる。言いやすい、覚えやすい、飲み込みやすい英語表現というのは、nativeでも使用頻度が高い。それが分かるだけでも、本書を読んだ甲斐があった。 著者曰く、どちらも同じ意味なら簡単な方を...
当時習った受験英語が、実践的英語を意識していく上では、あまり重要でないということが、伝わってくる。言いやすい、覚えやすい、飲み込みやすい英語表現というのは、nativeでも使用頻度が高い。それが分かるだけでも、本書を読んだ甲斐があった。 著者曰く、どちらも同じ意味なら簡単な方を選ぶのが人間の性。
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