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キノコの歴史 「食」の図書館
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2014/01/18 |
JAN | 9784562049776 |
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キノコの歴史
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キノコの歴史
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
「秋」のお題を拝借して未知の本に出合いました。『キノコの歴史』(シンシア・D・バーテルセン著)というキノコの博物誌です。一般的な解説のみならず、神の食べ物とも悪魔の食べ物ともいわれたキノコについて、宗教や政治との関係なども取り上げています。(by Satsuki)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『「おいしさ」の科学』(佐藤成美)で「食べることが命懸けの行為」である事を知った時に、 「キノコってどうやって食べれるとわかったんだ?」とふと思って手に取ったのが、 『キノコの歴史』(シンシア・D・バーテルセン)。 そして、この疑問の答えは「トライ&エラーの賜物」という事がわかりました。 「食べれるとわかる」以前に、「何故キノコに注目したのか?」という疑問もありましたが、 それは「食べて生き延びるため」。 「食べれるものはないか」と探し、 「これいけるんじゃない??」と調理してみたら「イケる」or「食あたり」という結果だったという事でした。 現代のスーパー&コンビニってありがたい。 そこから、「薬」として見たり、「宗教儀式でお肉が食べれない間の代用品」として見たりと、 各国によってのいろんな捉え方があるのは面白かった! それと、 『ナウシカ』の樹海ように、キノコがバイオレメディエーション(生物的環境浄化)の役割を担って活動してる事を改めて知って勉強になりました。 ただ…… 「あの国嫌いだから」「卑しい人が取って食べるものだから」という線引きでキノコを食べず、 自身の属する社会の上流階級が食べ「OK」を出してからようやくマネする野心持ち中流階級が出てきた流れは、「アホらし」と思ってしまった。ナンダカンダイッテタベトルヤナイカイ!!
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食欲の秋の名物の一つと言えば、マツタケ。マツタケを見ると食べる食べないにかかわらず、秋が来たと感じる今日この頃だ。そんなマツタケをはじめとするキノコにも歴史はある。神としてあがめられたリ、悪魔としておそれられたりと時代や地域によって評価が分かれていたキノコの物語。 伝統...
食欲の秋の名物の一つと言えば、マツタケ。マツタケを見ると食べる食べないにかかわらず、秋が来たと感じる今日この頃だ。そんなマツタケをはじめとするキノコにも歴史はある。神としてあがめられたリ、悪魔としておそれられたりと時代や地域によって評価が分かれていたキノコの物語。 伝統的に菌類嫌い・菌類好きの地域という表が載っている。それを見ると、イギリス、アメリカ、カナダ、インド、中東、アフリカなどが嫌いに入っている。その一方で、フランス、ロシア、ポーランド、中国、日本、北朝鮮、イラン、東・西アフリカの辺境地域などが好きに入っている。 インド全体では、キノコは「貧者の肉」とされているという記述を見て驚いた。インド北部のカシミール地方では、よく食べられるとある。不思議の国インドだけのことはある。 1980年代以降、アメリカやイギリスで栽培可能なキノコの種類が増えたことと、アリス・ウォーターのような有名な料理人がキノコ料理を創作した。2000年代になると、アメリカのスーパーでいろいろなキノコが売られるようになり、雑誌や料理書でキノコ料理が取り上げられるようになったとある。 キノコのとりこになった人として、以下の人が上がられている。あのピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポター、ポアンカレ予想で有名な数学者グレゴリー・ペレルマンなどの名が挙げられている。どうしてキノコ萌えになったのか気になる。
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