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「やさしい日本語」は何を目指すか 多文化共生社会を実現するために
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「やさしい日本語」は何を目指すか 多文化共生社会を実現するために

庵功雄(編者), 李妍淑(編者)

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「やさしい日本語」は何を目指すか 多文化共生社会を実現するために

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本出版貿易
発売年月日 2013/10/01
JAN 9784904595381

「やさしい日本語」は何を目指すか

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2013/12/22

一橋大学の社会言語学の研究者を中心とした「やさしい日本語」の研究成果を集めた論文集。 「やさしい日本語」は、弘前大学で始まった、災害時の情報伝達(外国人にも確実に情報を伝えるためのもの)という位置づけのものがある。 それに対して、一橋の人たちは、「ユニバーサルコミュニケーション」...

一橋大学の社会言語学の研究者を中心とした「やさしい日本語」の研究成果を集めた論文集。 「やさしい日本語」は、弘前大学で始まった、災害時の情報伝達(外国人にも確実に情報を伝えるためのもの)という位置づけのものがある。 それに対して、一橋の人たちは、「ユニバーサルコミュニケーション」だとして、聴覚障害者なども射程に入れている。 私はボランティアで「やさしい日本語」翻訳をやっている。 実務者の立場から有益なのは、第2部。 語彙や文法の観点から「やさしい日本語」を分析したものや、文書作成システムの話がある。 ただ、文書作成支援システムがもっとよいものになっていけば、いずれ私たちのようなボランティアは要らなくなるかも。 「やさしい日本語」の理念、哲学を議論する第3部。 研究グループ外からの執筆者安田敏朗さんの批判は根本的に「やさしい日本語」を否定するものであるだけに、面白い。 外国人の役に立たず、日本人も見向きもしない「やさしい日本語」では、ただ行政のお先棒か次になるだけだ、という指摘は、私のいる現場ではまさにその通りと感じられる。 文書作成支援システムが完成する以前に、「やさしい日本語」のボランティアは終了してしまうかも・・・。

Posted by ブクログ

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