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ニクソンとキッシンジャー 現実主義外交とは何か 中公新書
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ニクソンとキッシンジャー 現実主義外交とは何か 中公新書

大嶽秀夫【著】

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ニクソンとキッシンジャー 現実主義外交とは何か 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/12/20
JAN 9784121022448

ニクソンとキッシンジャー

¥220

商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

Posted by ブクログ

2018/07/15

ニクソンとキッシンジャーの業績のうち、主に外交面に絞って新書サイズにまとめた一冊。中公新書のアメリカ大統領シリーズ(?)のうちで読んだのはこれで2冊目。 中公新書は安心して買えるし読める。特に目新しいことはなく淡々と書かれているところも新書らしくて気に入ってる。最近は「わざわざ...

ニクソンとキッシンジャーの業績のうち、主に外交面に絞って新書サイズにまとめた一冊。中公新書のアメリカ大統領シリーズ(?)のうちで読んだのはこれで2冊目。 中公新書は安心して買えるし読める。特に目新しいことはなく淡々と書かれているところも新書らしくて気に入ってる。最近は「わざわざ1冊の本にまとめるほどのことか?」という新書が多く出ているので買うのに躊躇することもあるが、中公新書なら安心。 内容については特に目新しいことはないが、ニクソン外交とはどういったものだったのか、ニクソンとキッシンジャーは何に恐れを感じ、何を見誤り、何を求めていたのかといった就任前から就任中の動きがまとまって描かれていて、リアルタイムでは知らない時代の価値観がよくわかっておもしろかった。

Posted by ブクログ

2018/05/27

◆戦後日中関係の画期となったニクソン訪中。これを差配したキッシンジャーと、彼と協働し続けたニクソンとが展開させた外交の実像を開陳◆ 2013年刊行。 著者は京都大学名誉教授・同志社女子大学客員教授(政治過程論)。  対抗から日中共同宣言→日中平和友好条約へと進んできた戦後日中...

◆戦後日中関係の画期となったニクソン訪中。これを差配したキッシンジャーと、彼と協働し続けたニクソンとが展開させた外交の実像を開陳◆ 2013年刊行。 著者は京都大学名誉教授・同志社女子大学客員教授(政治過程論)。  対抗から日中共同宣言→日中平和友好条約へと進んできた戦後日中関係の転機は、ニクソン米国大統領による対中接近であり、これを実務的に取り仕切ったキッシンジャー外交だ。  このコンビは、ベトナム撤兵、対ソ・デタント(戦略兵器制限条約=SALT締結)など、大きな戦略的決定を行ってきた。  しかし、アイゼンハワー大統領の下で副大統領職にあったニクソンの根底には、本来はタカ派的・ナショナリスティックな心性が宿る。この矛盾するものを統合させた力学・システムは一体なんだったのか?。  本書は、矛盾も内包した彼らコンビ外交の実情を開陳するものである。 当然、関係国である、ソビエト(ブレジネフ政権)、中華人民共和国(毛沢東政権末期、周恩来といわゆる四人組)、ベトナムを含めた関係各国間の虚々実々の駆け引きと、国益を基軸にしつつ、互いの譲歩を引き出すための押し引き、関係国の情勢に対する洞察(当然誤りも多い)の実情が丁寧に論じられる。  交渉の細かい点は未知な点も多かったが、ニクソンの日・欧・ベトナムを見下す夜郎自大的心性も含め、彼らの交渉の実像に特に驚くべき点はなかった。  ところで、ケネディ・フルシュチョフ後、毛沢東政権末期の世界的な時代相がデタントにあったのは注意をしておくべし。

Posted by ブクログ