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「格差」の戦後史 階級社会 日本の履歴書 河出ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/12/12 |
JAN | 9784309624662 |
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「格差」の戦後史
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
ピケティ「21世紀の資本」の後に読んだ。本書は戦後からを扱っているが、潮流としては日本の格差も一致する。そこに日本独自のもの、例えば戦後の農地改革や財産税で格差が一気に縮小したり、正規/非正規などの雇用形態によって生じる階級など。ピケティと同じく高度成長期の後から現在に至るまでは...
ピケティ「21世紀の資本」の後に読んだ。本書は戦後からを扱っているが、潮流としては日本の格差も一致する。そこに日本独自のもの、例えば戦後の農地改革や財産税で格差が一気に縮小したり、正規/非正規などの雇用形態によって生じる階級など。ピケティと同じく高度成長期の後から現在に至るまでは格差が拡大傾向にある。 本書はデータで事実を示した上で、当時の映画の話題などを織り交ぜ、社会的背景を描写しているのが良い。
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戦後60年の格差。所得格差は戦争で大きく低下したがその後上昇、60-80年高度成長期に低下、その後はまた上昇している。80年代以降、出身階級の格差も、固定化・拡大傾向にある。 格差の縮小した高度成長期は、身分が変り得る、戦国時代的な特異状況でもあったと。
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実は格差拡大が密かに始まっていた80年代、低所得層を置き去りに賃金アップを求め続けた労組≒革新政党への反感が中曽根時代の自民党大勝、民営化政策の流れを作ったという分析には非常に納得。
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