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秘密 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/12/13 |
JAN | 9784062777100 |
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商品レビュー
4.3
36件のお客様レビュー
「箱の中」の作者様の本で、レビュー数が多いから手に取ってみた。 正直、箱の中のときほどの衝撃はなかった。 なんだろ。 初手で主人公に好感が持てなかったのと、その後の杉浦にもずっとネガティブな印象が続いてしまったから、その点でマイナススタートになってしまったことが大きか...
「箱の中」の作者様の本で、レビュー数が多いから手に取ってみた。 正直、箱の中のときほどの衝撃はなかった。 なんだろ。 初手で主人公に好感が持てなかったのと、その後の杉浦にもずっとネガティブな印象が続いてしまったから、その点でマイナススタートになってしまったことが大きかったと思う。 人の負の部分を強く描きつつ共依存していき、最終的にはお互いがお互い自分の抱えているものと向き合った上で共に生きることを選ぶ、という、総括をしてしまうと身も蓋もなく聞こえそうだけれどもそういう話……かな? 前半はミステリ仕立てになった先の真実が気になって物語を読み進み、後半は仕掛けが明かされた後の彼らがどう生きるのか、どう生きてきたのかということをするすると読まされた感。 世間的弱者であり、うまく立ち回れない人間の哀れさ、逆にうまく立ち回っている人間の足りなさを、このようにうまく描くことができるのは文学的感性にすぐれているからなのだろうなあと思った。
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啓太と充、充の従兄弟、充の弟、視点の三部構成。 啓太と充の視点では、秘密が濃厚に漂いミステリ風で良かったけど、性描写が過剰で‥。個人的にはちょっとくどく感じた。 充の従兄弟や弟の視点は、苦々しくも切ない余韻があって。あぁやっぱり木原さん、好きだ。
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落涙の危機に見舞われた。 異端の恋愛観の中で、異彩な純粋さを書いておいて、最後に言い古された言葉で幸せを表現してくるからだ!と思う。 秘密では、「盆と正月が一緒に来たみたいだ。」 檻の中では、「言葉に言い尽くせないほど。」 社会的地位も低い、幸せという言葉から遠い人生を送ってきた...
落涙の危機に見舞われた。 異端の恋愛観の中で、異彩な純粋さを書いておいて、最後に言い古された言葉で幸せを表現してくるからだ!と思う。 秘密では、「盆と正月が一緒に来たみたいだ。」 檻の中では、「言葉に言い尽くせないほど。」 社会的地位も低い、幸せという言葉から遠い人生を送ってきた人達に 今の瞬間が、本当に幸せなんだと言わせる。そこに、持ってかれる。 主人公はディスレクシア(文字の読み書きが苦手な学習障害)。周囲は、それに気付かなかった。幼い頃から間違った教育に苦しみ差別を受けながら、間違っているほどの優しさを失っていない。 自己肯定感が低いけど心優しく一生懸命。そんな彼を認めるパートナーの存在。 ラストで、山本周五郎の「さぶ」を思い出してしまい、それもまた読みたくなってしまった。 たまたま、ネットでUDデジタル教科書体というフォントの開発について読みました。私は、美しいと思っている、毛筆の運びを表現した楷書体に、ディスレクシアの障害があるとストレスを感じるらしい。線の太さが変わったり、トメハネの動きが読み取り難くしているらしい。そこで、運筆の流れを残して手書きの表現に近い誰にも読みやすいフォントを開発したとのこと。文字の多様性かな。便利になると良いね。
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