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評伝服部良一 日本ジャズ&ポップス史
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評伝服部良一 日本ジャズ&ポップス史

菊池清麿【著】

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評伝服部良一 日本ジャズ&ポップス史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2013/09/02
JAN 9784779118876

評伝服部良一

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2020/07/11

大正12年9月1日、服部良一はうなぎやの「出雲屋少年音楽隊」の隊員となる。まさに関東大震災の日。当時は三越、高島屋など店が楽隊を組織し集客していた。関東大震災で東京のジャズメンが大阪にやってきて、大阪でジャズが勃興した。またロシア人音楽家メッテルに個人レッスンを受け理論を学ぶ。 ...

大正12年9月1日、服部良一はうなぎやの「出雲屋少年音楽隊」の隊員となる。まさに関東大震災の日。当時は三越、高島屋など店が楽隊を組織し集客していた。関東大震災で東京のジャズメンが大阪にやってきて、大阪でジャズが勃興した。またロシア人音楽家メッテルに個人レッスンを受け理論を学ぶ。 昭和6年、大阪コロムビアで鳥取春陽の編曲をするようになる。また大阪のタイヘイレコードの専属となる。がタイヘイレコードは「酒は泪よ溜息よ」「私この頃幸福よ」など古賀政男のヒット曲のもじり。また東京の歌手が変名でアルバイトをする会社でもあり、その編曲もする。この時期の服部は屈辱的な仕事をしたようだ。 東京の復興もなり、ジャズの本流は東京に戻っていた。昭和8年8月、東京に出てダンスホール・ユニオンのサックス奏者となる。12月ポリドールの採用試験を受けるも不採用。昭和9年2月、大阪本社のニットーレコードの音楽監督に就任。昭和10年夏、大村能章を通じコロムビア移籍の話が来て、ニットーとの契約終了後、昭和11年1月、コロムビアに入社。 昭和13年秋、古賀政男のテイチクからのコロンビア復帰で、古関裕而、古賀政男、服部良一がコロンビアでそろうわけである。 巻末の資料はディスコグラフィーと年譜。 年譜は服部自身、日本ジャズ史、米国ジャズ史が対比されている。 菊池清麿氏関係著作 2004「評伝古賀政男 青春よ永遠に」アテネ書房 2012「評伝古関裕而 国民音楽樹立への途」(彩流社) 2013「評伝服部良一 日本ジャズ&ポップス史」(彩流社) 2015「評伝古賀政男 日本マンドリン&ギター小史(」彩流社) 2013.9.2初版第一刷 図書館

Posted by ブクログ

2013/11/25

服部良一の自伝「僕の音楽人生」を下敷きに調査と考証を重ねた評伝。古い録音のパーソナルまでよく調べ上げていて感心した。録音物に対する考証とは異なり、後追いが困難と思われるコンサートなどについても実際にその場にいたかのうように考証されているのが、著者の年齢からみて不思議に感じた。服部...

服部良一の自伝「僕の音楽人生」を下敷きに調査と考証を重ねた評伝。古い録音のパーソナルまでよく調べ上げていて感心した。録音物に対する考証とは異なり、後追いが困難と思われるコンサートなどについても実際にその場にいたかのうように考証されているのが、著者の年齢からみて不思議に感じた。服部良一の音楽を同時代の日米のジャズの動向やその後のニューミュージックやJ-POPに結び付けていくのは賛成だが、歌謡曲自体の考証に比べて、この辺りの内容が薄いように感じられたのが少々残念だった。

Posted by ブクログ

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