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2020年新聞は生き残れるか
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2020年新聞は生き残れるか

長谷川幸洋【著】

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2020年新聞は生き残れるか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/11/29
JAN 9784062186940

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2018/11/10

デジタル時代の「新聞の行方」新聞 メディア+ジャーナリズム+人材育成→購読者 全体のビジネスモデルを考えている人は少ない 参入障壁で守られた特権階級だから 同様の産業は全て同じ 銀行 電力  新しい産業は「ガチンコ」旧体制の人間は戦えない 体制変革 江戸時代と同じ 黒船の到来に支...

デジタル時代の「新聞の行方」新聞 メディア+ジャーナリズム+人材育成→購読者 全体のビジネスモデルを考えている人は少ない 参入障壁で守られた特権階級だから 同様の産業は全て同じ 銀行 電力  新しい産業は「ガチンコ」旧体制の人間は戦えない 体制変革 江戸時代と同じ 黒船の到来に支配階級の武士はなす術を知らなかった 下級武士は別 唯一「アベノミクス賛歌」はいただけなかった 2013年の発行 今の意見は? 若田部さんを高く評価 金融緩和 円安 輸出企業の増益 株価上昇 好景気 リスク? 1.経済記事と経済学が分離 経済学の体系的教養は無い 断片的・思い付き的 若田部教授①インセンティブ②トレードオフ③トレード④マネー制約条件付最大化問題 経済政策の大本営発表 ポチ記者・ポチ論説委員 「構造改革が大好き」 日本の学生 知識の記憶力競争 人間ウィキペディア 「思考の放棄」 2.ジャーナリズムの価値=新たな発見(田原総一朗)マンネリは不可 記者が新たなストーリーを作っていく 斬新なロジックと考え抜かれた結論 3.日本の課題 官僚主導の中央集権体制の打破・変革 予算情報の公開 予算監視 新しい政策立案・新しいビジネス創出 ITの普及と相まって、新しい民主化と新社会の創造が始まっている時代に 日本はその変革ができず、停滞の局面を脱せない cfオバマ政権2009「透明性と公開政府オープンガバメント」   ①透明性②参加③協働 メディアには「生データ」の整理分析能力が必要(169) 4.アメリカンフットボール型のチームへ 多様な人材、多様な役割分担  ①ゼネラリスト②専門記者・・・取材・データ・整理③マネージメント 「型にはめない」入社後、一律社会部サツ回り 多忙なルーティンは「考える力」を殺す=自分の頭で考えなくなる 膨大な取材メモ→アンカーにあげて「記事」にまとめる 新聞の特権 参入障壁 ①記者クラブ②再販制③宅配制 ネットメディアはガチンコ 5.現実の変化は加速する 販売部数 2000年 5,370万部 2012年 4,778万部(Δ11%)

Posted by ブクログ

2018/07/03

新聞の立ち位置、取材対象との関わり、ネットが浸透してくることによる取材方法などの変化。 おそらく、メディアや、ジャーナリズム、マスコミという言葉の定義を行なった最終章が、本当のまとめになるのだろう。 テレビなどと違って、新聞は記者の主観や主張排除することはできないし、排除して...

新聞の立ち位置、取材対象との関わり、ネットが浸透してくることによる取材方法などの変化。 おそらく、メディアや、ジャーナリズム、マスコミという言葉の定義を行なった最終章が、本当のまとめになるのだろう。 テレビなどと違って、新聞は記者の主観や主張排除することはできないし、排除して仕舞えば存在価値がない。 唯一のジャーナリズムであった特権を失った今、根本から存在価値を疑われてしょうがないと思う。 なんか、表現の公平性に縛られているという部分だけは笑ってしまったが、刊行から4年が過ぎた今、痛感する部分が多い。本当に、2020年どんな形で残っているんだろう。

Posted by ブクログ

2017/09/30

私のスタンスは、今後、紙の新聞は解説記事が命であり、速報性や生のデータはネットで一次情報を取る、という方向性だと思っています。 本書で一貫して読み取れるのは、新聞記者はもちろんのこと、読者、いえ読んでいなくても国民は、自分の頭で考えなければいけないということ。 目の前で起こっ...

私のスタンスは、今後、紙の新聞は解説記事が命であり、速報性や生のデータはネットで一次情報を取る、という方向性だと思っています。 本書で一貫して読み取れるのは、新聞記者はもちろんのこと、読者、いえ読んでいなくても国民は、自分の頭で考えなければいけないということ。 目の前で起こっていることや、公表された統計データを分析する能力がどれだけあるかによって、その人のチャンスや目的達成の可能性は変わって来るのだと気づかされました。 複雑化した社会を生きるには、手取り足取り新聞から教えてもらうのではなく、自立した情報処理が必要だと思いました。

Posted by ブクログ

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