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大宰相・原敬
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大宰相・原敬

福田和也【著】

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大宰相・原敬

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/11/27
JAN 9784569816470

大宰相・原敬

¥2,750

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2014/09/28

いわゆる歴史書で「原敬の卓越した政治力」でくくられる内容が、その構想力に加え、各人の思惑を読み、タイミングを測ってたたみかける技術、決断力、議論する力といったハードスキル、細かい人心掌握術というソフトスキルであったことがうかがえるが、如何せん記述がところどころ寸劇仕立てだったりし...

いわゆる歴史書で「原敬の卓越した政治力」でくくられる内容が、その構想力に加え、各人の思惑を読み、タイミングを測ってたたみかける技術、決断力、議論する力といったハードスキル、細かい人心掌握術というソフトスキルであったことがうかがえるが、如何せん記述がところどころ寸劇仕立てだったりしてどこまでが史実でどこからが想像で補っているのかわからないあたり少々困る。

Posted by ブクログ

2014/08/21

原敬が青年期に東京で苦学生になり、金策尽きて学校を辞め、教会の仏語学校に通い、再起して東京に来るも、開成学校、海軍兵学校を落第し、司法省学校に入るという経緯は面白い。仏語が堪能なお陰で、清仏戦争後の情報収集役、パリ大使館勤務を経て明治維新の偉人たちと知り合い、堂々と持論をぶつける...

原敬が青年期に東京で苦学生になり、金策尽きて学校を辞め、教会の仏語学校に通い、再起して東京に来るも、開成学校、海軍兵学校を落第し、司法省学校に入るという経緯は面白い。仏語が堪能なお陰で、清仏戦争後の情報収集役、パリ大使館勤務を経て明治維新の偉人たちと知り合い、堂々と持論をぶつけるまでになっていくのがすごい、この時わずか30代半ば。天津領事館勤務時代にもわずか29歳で李鴻章に対して毅然とした挨拶をしていることも立派。外務省勤務後の新聞社時代も一貫性、話の筋を大事にし、それが後の立憲政友会時代の求心力になっていくのだろう。政友会でも、総裁である西園寺公望、政敵である山県有朋にも堂々の弁を打ち、へこへこしない、媚びない姿勢には共感が湧いた。

Posted by ブクログ

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