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5人の王(Ⅲ) ダリアシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フロンティアワークス |
発売年月日 | 2013/11/29 |
JAN | 9784861346521 |
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5人の王(Ⅲ)
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
率先して争いの種を振りまきまくる、浅慮なお子さま王のお話も漸く終結です。 はぁ……長かったような短かったような、不思議な読後です。 読んでる途中、だんだんと自己中度が上昇してゆく受の、あまりの身勝手さにムカムカすることもありましたが、この度が過ぎた甘ちゃんっぷりも含めて、彼の魅力なのだと思います。 考えなしに人に迷惑を掛けまくってしまう愚かな受ではありましたが、どこか眩しくて愛さずにはいられないようなキャラでした。彼に惹かれてゆく周囲も、わかるような気がします。 とにかくこうと決めたら一本道で、絶対に何があってもブレないその姿勢が、ある意味この世界の中では一番男らしかったかもしれません。 そしてそして、これだけ広げた風呂敷を一体どうやってたたむつもりなのかと思ってましたが、そうですよねー、そうしますよねー。というか、そうするしかないですよねー、というほど予想通りな展開でした。 まさか3冊四六判でバッドエンドはないと思ってましたけど、ハッピーエンドにするにはそうするよね、というファンタジー読みには簡単に想像の出来る結末だったのは、ある意味で安心しました。良かったです。 受がひたすらに不幸で不憫、一体どこまでこの受をどん底に突き落としたら気が済むのかというくらいの作者のやりたい放題っぷりがいっそ清々しく、ぞくぞく震えるほど。 攻のわかりにくすぎる愛し方には私のM心がくすぐられてたまらなかったです。 お互いの献身的な愛が見事に成就してほっと一安心。 やっとのことで甘い桃色エッチが堪能できたのも、ここまでの長い話を読んできた甲斐があったってもんですね。 天然ド淫乱なビッチ受も大好きなので、ある意味この話は私にはたまらなく好み設定だったのかもしれません。攻も色んな意味で好みすぎて……。 これでもう終わってしまうのは寂しい、と思っていたところに丁度良くシアンとウィロウのスピンオフが発売されたので、有難く読もうと思います。 ファンタジーで興ざめしてしまう矛盾についてはもう正直どうでもよかった。 どうでもよかったと思えるくらい、受と妹の絆を一貫して書ききってくれた。 (まぁ、そのせいで肝心のBがLらしくなってないという失敗もありますが) ただひとつだけ、どうしても納得出来ないのが女性の扱いについて。 ルリのエピソードはどう考えても物語に必要だったとは思えませんでした。 あれでは受もルリ自身もあまりにも可哀想です。 私はBLにおいて女性が不当な扱いを受けることが好きではないので、このエピソードについては書かれなかったこととして脳内処理したほど。 王宮もので世継ぎ問題のために攻が側室だ正室だのを娶って、こどもを作っても気にならない方ですが、今回のこれはそういった問題とは関係のない部分で描写されていたので不快感しかありませんでした。 自分の中ではなかったことになっているので、それ以外で作品が構成されたと考えての★5評価になりました。なかったことにしなければ、このエピソードだけで一気に★1レベルにするくらいの気分の悪さです。 そして序盤トライアングルを期待しちゃったギルが、蓋を開いてみたら一番の空気だった罠。思わせぶりなこと言ってたセーブルも、何かもう生温かく見守り隊みたいになってるし……全然5人の王じゃないよね、2人の王でよくない? と野暮なこと思ってます。 この手のファンタジーを書くには、正直力不足感が否めないですが、でも面白くて転がるように読ませてくれましたので、最終評価としてはお気に入りのシリーズとなりました。次回は作者が書きたいものだけを押しつけるのではなく、読者がいることを考えた書き方にしてくれると親切だなと思いました。 磨けばキラキラと光りだしそうな素敵な作家さんなので、担当さんはぜひ指導に力を入れて欲しいです。
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完結編。壮大なスケールのファンタジーでした。 5人の王の設定がすごくいいですよね。色別でキャラの個性がしっかり認識できる点も、複雑なタイムトリップものを読みこなす上でありがたかったところでした。 王が亡くなるとすぐに、王のしるしが浮き出てきた新たな王が現れ即位するのも面白かったで...
完結編。壮大なスケールのファンタジーでした。 5人の王の設定がすごくいいですよね。色別でキャラの個性がしっかり認識できる点も、複雑なタイムトリップものを読みこなす上でありがたかったところでした。 王が亡くなるとすぐに、王のしるしが浮き出てきた新たな王が現れ即位するのも面白かったです。 王の女とHすることで不思議な力がパワーアップするのも、青の王とセージの関係に説得力がもたらされて、自然に受け入れることができました。 反乱軍に対して、セージは武力介入せずになんとかしようとがんばります。やさしいセージならそうするだろうと思ってましたが、周囲はいい迷惑でしょうね~ 自分も奴隷だったから彼らを守りたい助けたいと思う強い気持ちがあるセージです。 でも、いつの時代にも正論を聞き入れず自分の主張のみをゴリ押しするヤカラはいるわけで… それでもがんばるセージに、とうとう青の王が動くことになって、例の水路を使って暴動を鎮圧することになります。ウィロウが相変わらず元気でよかった~ ここまでの展開はBL抜きのファンタジーとしても圧巻で、他の作品と比べてもひけを取らない出来なんじゃないかとひっそり絶賛です。 …ただ、BLなのでやっぱり最後はラブラブハッピーエンドがお約束なんですよね。流れで言えば王と王なのに、と思いますが誰が何と言おうと、どっちかが死んじゃったらダメなのです。それでクオリティーが微妙になってもwやっぱり絶対ハピエンでなくちゃ! それに、ブラコン、シスコン的にはものすごく悲しい真実を突きつけられてしまったので、これくらいの癒しは必要ですよねw エロ的にはかなり盛りだくさんだったと思うけど、そんなにいやらしくない仕上がり。王の能力を上げるシステムの設定があったからかも。 性別にこだわらない関係性も好印象でした。 ストーリー的にはタイムトリップしまくるので、とにかくややこしかったです。時系列がこんがらがります。そこが醍醐味ですね。何度も読み返せるし、読み返すことで気づかなかった事にはっとしたりという発見がありそうです。
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もうこの物語が気になりすぎて、まさかの1日で2冊読破。青の王とセージがやっっっと幸せになれて感無量。ホント、最初から一貫してセージのことを守り続ける青の王にキュンが止まらない。何なのこの超一途ないい男は…。なのに心が通じあった後もセージにツンの態度を崩さないとか、本当に青の王にド...
もうこの物語が気になりすぎて、まさかの1日で2冊読破。青の王とセージがやっっっと幸せになれて感無量。ホント、最初から一貫してセージのことを守り続ける青の王にキュンが止まらない。何なのこの超一途ないい男は…。なのに心が通じあった後もセージにツンの態度を崩さないとか、本当に青の王にドキドキさせられる。セージに関しては、まあ、とにかく甘っちょろいことを言うし、同じような失敗繰り返すし、青の王に心配かけまくってるのに反省ないし、言いたいことはいっぱいあるんだけど、最終的には愛らしさで許してしまうという。自分の甘さが元で、いっぱい大怪我負ったりしてるので、それなりにしっぺ返しも受けてるからいいのか。 繰り返し言うけれど、この小説は足りてないところがいっぱいあるし、アラを言い出したらきりがない。でも、そんなこと関係なく、人の心を動かす魅力を持った小説であることは間違いない。こんなに夢中になって読んだ小説は久しぶり。著者の今後の作品にも期待。
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