いいとこ取り！ 熟年交際のススメ

西原理恵子【著】

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2013/11/29
• JAN: 9784103019367

商品レビュー

2022/11/01

この著書の口コミSNSを見つけ、今すぐ読みたくてAmazonで書籍初購入‼︎

賛否両論あると思われるが、熟年（著者は40歳くらいから）が本当に読みたく興味津々なのは男女問わず、このような著書ではないか⁉︎

具体的に感想を記すと問題視されることを懸念し、伏せておくが、考えがほぼほぼ一致した。
しかし、この本を20代のムスメたちに見つかると、やっぱり恥ずかしいな。
付箋ガンガン貼ってあるし（汗）

『男と女では、察知能力といい、情報収集能力といい、実力差で言えば、セコムとCIAくらいある。』
コレはこちらに記せる内容の中では1番共感できたくだり‼︎

　2022,10,30〜11,1
　　　　　　　　　　5時間55分

2019/03/30

高須クリニックの院長との交際宣言をした後のサイバラさんの熟年交際に関する考えやスタンスをまとめた本。

サイバラさんだから「濃い～言葉」がそれなりに並んでもいたけれど、言いたいことはとても現実的で為になることでした。

交際相手は人間としての熟成度が同じタイプが来るものだとか、言霊を侮ってはいけない、人生は有限だからムダなケンカなどで時間を浪費するのはもったいない、一緒にいるときは笑って好きだ愛してると言葉にしているべきだとか…。

お互い仕事があるから、会うのは週１回というのもダラダラしなくて良いと思う。

２０歳差でサイバラさんが４６歳のときに最後のチャンスだから子供が欲しいと思ったときの話もあって、そのときの高須さんの答えとサイバラさんの行動からして、ちゃんと考えての交際なのだな…と思いました。

人生一度きりだし、自分がやりたいようにやって、周りの雑音を気にしないだけの仕事もしていて…。
やっぱり自分に自信がないとできないかも…。

我が家の中年女性陣も熟年交際ができるくらいの「大人」になって欲しいものだと思いました。
まずは、自分を確立しないとだな。

2017/06/03

人として間違っていないというか、ネガティブだし毒はあるけど、普段なかなか口にしづらいような人生の課題や悩みをこれでいいよ！とびしっと言い切るところが西原氏の素敵なところ。自分に足りないものを冷静に見据えながら、なにくそとたくましく生きてきた人の言葉には何か説得力がある。

亡くなってしまった鴨志田氏への想い、それが今、ドクター高須への愛情にどうつながっていったのか。人を愛する心とはいかに繊細なものか。西原氏の心情に触れることができてとてもよかった。