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北条早雲 青雲飛翔篇
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北条早雲 青雲飛翔篇

富樫倫太郎(著者)

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北条早雲 青雲飛翔篇

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/11/25
JAN 9784120045677

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商品レビュー

4.3

30件のお客様レビュー

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2023/02/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

伊豆をとり、戦国の火蓋を切った北条早雲の物語。戦国三悪人の一人に数えられながら、家族を大切にし、領地の民を慈しみ、人との繋がりを大切にし、約束を守る男だった 1:備中荏原郷  名を鶴千代丸という。真っ直ぐなガキ大将であった少年時代。義母と長兄とは相容れず、姉が大好きで、弟や村の悪ガキたちと走り回る毎日。ある日、姉が村の娘たちと一緒にかどかわされる。 2:上洛  元服し新九郞と名を変える。寺で『太平記』や『義経記』、漢典を読む日々。京の叔父の養子になる話が持ち上がる。極楽のような町と思っていた京で見た死が蔓延る横で遊興にふける支配者階級のものたちという地獄。 3:伽耶  『源氏物語』の末摘花が結んだ縁で伽耶と結婚する。仲睦まじく長男・鶴千代丸を得たが…。  宝物のような日々から永遠にそれらを失った絶望の日々。 4:駿河  土倉から米を奪い炊き出しを行っていたが、そのことが明るみになり、京都では命を狙われるようになる。姉・保子の夫が戦死し、六歳の甥と親族との家督争いで窮地にたつ。新九郞は弟と友人たちとともに駿河に向かう。 〇軍配者シリーズが好きだった。やはりこの物語も面白い!一気に読みたいんだけど

Posted by ブクログ

2021/11/11

伊勢新九郎(後の北条早雲)の幼少時代から志を立てるところまでが描かれている。太平記から軍略を学び盗賊に誘拐された姉を救い出す話では新九郎の大将としての器の片鱗が、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かった際に街に溢れる貧民たちに何ができるか考える様子からは民への優しさが、将...

伊勢新九郎(後の北条早雲)の幼少時代から志を立てるところまでが描かれている。太平記から軍略を学び盗賊に誘拐された姉を救い出す話では新九郎の大将としての器の片鱗が、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かった際に街に溢れる貧民たちに何ができるか考える様子からは民への優しさが、将来の北条早雲に繋がることが想像できる。

Posted by ブクログ

2021/07/16

伊勢新九郎が上洛し、伊勢貞道の養子となる。その後、伊勢新九郎が今川義忠に嫁いだ姉のもと、駿河へ下り、調停を行い、龍王丸が成人するまで範満を家督代行とすることで決着。 今川氏の家督争いが収まると京都へ戻り、9代将軍義尚に仕えて奉公衆となる。 伊勢新九郎は、小笠原政清の娘、真砂と再婚...

伊勢新九郎が上洛し、伊勢貞道の養子となる。その後、伊勢新九郎が今川義忠に嫁いだ姉のもと、駿河へ下り、調停を行い、龍王丸が成人するまで範満を家督代行とすることで決着。 今川氏の家督争いが収まると京都へ戻り、9代将軍義尚に仕えて奉公衆となる。 伊勢新九郎は、小笠原政清の娘、真砂と再婚。 ここまでの展開。 伊勢新九郎が、乱世で、その考え、生き様が変わっていく様が非常に良く表現されていた。 惹きつけられますね。

Posted by ブクログ

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