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百人一首の招待 別冊太陽 日本のこころ
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百人一首の招待 別冊太陽 日本のこころ

吉海直人

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百人一首の招待 別冊太陽 日本のこころ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2013/11/21
JAN 9784582922134

百人一首の招待

¥1,650

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2024/05/22

 『ちはやふる百人一首勉強ノート』の参考文献になっていた本の一つ。百人一首への招待という書名の通り、文学として、歌として、絵として、書として、歴史、茶道、競技、等々、どこからでも興味を持って入っていけてしまうことがよくわかった。 ・光琳かるたがすてき。読み札の歌仙絵は、顔がちょ...

 『ちはやふる百人一首勉強ノート』の参考文献になっていた本の一つ。百人一首への招待という書名の通り、文学として、歌として、絵として、書として、歴史、茶道、競技、等々、どこからでも興味を持って入っていけてしまうことがよくわかった。 ・光琳かるたがすてき。読み札の歌仙絵は、顔がちょっと大きめで、衣装は鮮やかで、お人形みたい(美麗というよりはコミカル寄り)。取り札は歌意絵になっており、月や花や山や川などどれも美しい。 ・書。書の世界も深そう。 ・本阿弥光悦(江戸時代初期)→流麗。 ・定家様→「悪筆」の部類に入るが、写しやすさを考慮したのでは。 ・小堀遠州(江戸時代初期)は、そんな定家様を好み、完成させた。 ・百人一首の成立については、「室町時代に連歌師宗祇が実は全部撰んだのだが二百年前に定家が撰んだ如く装った」という説もあるらしい。 ・歌の底本もいまだ定まっていない。古典としては珍しくないことだが、競技かるたの制度としては大問題である。明治三十七年「標準かるた」、大正十四年「公定かるた」、昭和五年にはその改定があり、その時々で「競技かるたとしてはこれを正しい本文とします」の制定がされてきた。戦後には現代仮名遣いにした「新制かるた」の製作とその賛否を巡る騒動もあったという。

Posted by ブクログ