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ガバナンスとは何か 叢書「世界認識の最前線」
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ガバナンスとは何か 叢書「世界認識の最前線」

マークベビア【著】, 野田牧人【訳】

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ガバナンスとは何か 叢書「世界認識の最前線」

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2013/10/23
JAN 9784757143173

ガバナンスとは何か

¥1,265

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2016/01/17

昨今高等教育の領域において、大学経営についてガバナンスという言葉が多様されており、私も統治という意味で理解し、様々なところでこの言葉を用いていたがふとしっかりと理解できていないことに気づき本書をとった。ガバナンスにはヨーロッパの中世の時代からある概念だが、ガバナンスは国家・政府で...

昨今高等教育の領域において、大学経営についてガバナンスという言葉が多様されており、私も統治という意味で理解し、様々なところでこの言葉を用いていたがふとしっかりと理解できていないことに気づき本書をとった。ガバナンスにはヨーロッパの中世の時代からある概念だが、ガバナンスは国家・政府であるガバメントに移行したが、更にガバナンスに細分化されてきた歴史がある。ガバナンスを理解するためには組織の三つの形式であるヒエラルキー、市場、ネットワークを理解する必要がある。また、組織、国家、国家間へとガバナンスの概念は広がっていき、高度の概念になればなるほど、ガバナンスは複雑になっていく。またガバナンスモデルは社会科学者の功罪ともなる可能性を秘めており、注意したい。

Posted by ブクログ

2014/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガバナンスの良い入門書の中の一冊。 本書はマークベビアのgovernance:very short introductionの訳書なので、ガバナンス論の入門書。 一言で言うと、良い入門書!だけど惜しい! ガバナンスに少しでも関心がある人はその意味・使い方・定義の多様性に頭を悩ませることが多いはず。 本書でもそれは考慮されているが、比較して自分の意見・主張の立場を浮き彫りにするという紹介のされ方がいまひとつなので★四つ^^入門書だからかもしれませんけどね。 個人的にはもう少しほかの論者の主張の紹介があってもおかしくはないかなーと。 たしかに状況と立場で好き勝手に使われている様相が特徴的なガバナンスですが、本格的に使われて20年ちょっと、やはりいくつかのパターンが見え始めている。それはコーポレートガバナンスとか、グッドガバナンスとかのパターンではなく、その中でのパターン化。もう一歩先へ。 それはやはり専門書の領域になってくるのでしょうか。と、思ったりもしたので、迷いましたが、少し一義的な見方を与えてしまう書き方かな、と思ったりもしたので、☆4つ。 ただ、ガバナンス論の概論、背景・流れ、大雑把な種類についてつかむには良い整理がされているというのは確かなので、比較政治制度論や政治システム論など、政治システムに関心がある人なども有意義に読めると思いますよ。また企業などでガバナンスに触れることがある人も、ガバナンス概念をざっくりつかむことができるので、大変有意義なはずです♪ 最後に、視点のひとつとして、階層構造・市場・ネットワークと言う三分類を基本に据え、それぞれが権威・価格・信頼を根拠にガバナンスが行われる組織構造であるという捉え方が示されている。 さて、このわけ方はよく見るのだが、どう向き合えば良いのだろうか。私はまず、同じ目的を共有している場合でなければ、適切な分類とその先に続く議論はできないように思えるのだけれど。。。 皆さんは本書を読んでどう考えるのでしょうか。

Posted by ブクログ

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