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あしたのジョー大解剖 サンエイムック
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あしたのジョー大解剖 サンエイムック

社会・文化

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あしたのジョー大解剖 サンエイムック

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三栄書房
発売年月日 2013/10/31
JAN 9784779619328

あしたのジョー大解剖

¥770

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2014/09/25

 先日『あしたのジョー、の時代』展に行ったことを書いたが、公式本はあまり気に入らなかったので、値段も大幅に安いこの本を買った。  自分はあしたのジョーをアニメから知った世代なので、マガジン連載時の人気も、力石の葬儀のことも後々知った。だからジョーと言えば尾藤イサオの主題歌や、あ...

 先日『あしたのジョー、の時代』展に行ったことを書いたが、公式本はあまり気に入らなかったので、値段も大幅に安いこの本を買った。  自分はあしたのジョーをアニメから知った世代なので、マガジン連載時の人気も、力石の葬儀のことも後々知った。だからジョーと言えば尾藤イサオの主題歌や、あおい輝彦の声のほうが印象は強い。 で、この本(ムック)では、二人のインタビュー記事は載っているので、自分にはこの本のほうが合っていた。    もちろん、作者のちばてつやのインタビューも載っている。また原作の梶原一騎との創作裏話とか、その夫人のインタビューも載っているので、ジョー本来の世界観に浸るには、この本のほうがスッキリしていて構成も良い。    とくに驚いたのは、減量に苦しむ力石の設定は、ちばてつやと梶原一騎の意思の疎通を欠いたところから生じた副産物だったこと。原作を読んだちばてつやが力石をジョーより頭一つ大きな人物だとイメージして描いたが、これを見た梶原一騎が、これじゃ同じバンタムで試合できない、と頭を抱えたとか。でもそこからあのドラマティックな展開が生まれた。  連載時の編集者の話も面白かった。  三島由紀夫もジョーの大ファンで、毎週欠かさず読んでいたのだが、仕事が忙しくて買いそびれたときがあったらしい。どうしても読みたかった三島は、編集部にわざわざ出向いて、週刊マガジンを売ってほしいと現れたという。それを手に入れた時の三島はにっこりと笑い、大事そうに抱えて帰ったとか。   『〜の時代』展で、どこか腑に落ちない点があったのだが、それがはっきりした。  ジョーは、学生運動や前衛芸術なんかと接点なかったし、白木のお嬢様が出入りしていたようなブルジョワ社会にも興味はなかった。ジョーに身近だったのは、涙橋に象徴されるドヤ街の人たちで、高度経済社会を支えてきた低所得の労働者層とその家族たちだ。  どうしてそちらに焦点を当てなかったのだろう・・・  美術館で扱う題材と思わなかったのかもしれない。

Posted by ブクログ

2013/11/10

平積みしてあったので、脊髄反射買い。 わかりやすくまとまってあるし、紙質も良く読みやすい。インタビュー記事も充実。

Posted by ブクログ

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