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三谷幸喜 創作を語る
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三谷幸喜 創作を語る

三谷幸喜, 松野大介【著】

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三谷幸喜 創作を語る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/11/16
JAN 9784062187282

三谷幸喜 創作を語る

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商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2020/06/17

演劇をやっていた三谷さんだからこそのこだわりが作品の良さやキャラクターに繋がっていることを知った。役者想いの監督、人の魅力を引き出すところは見習いたいなと思う。コメディーが作られていく過程を知り、非常に興味深かった。

Posted by ブクログ

2016/10/02

松野大介がこれまでの作品について一つ一つ三谷幸喜にインタビューする構成。「創作を語る」というほど硬い感じではなく思い出話的なフランクな感じ。でもファンにとってはおもしろい。気になったところをメモしたらずいぶんになった。  僕には矛盾があるんですよ。観るほうでは"集団で...

松野大介がこれまでの作品について一つ一つ三谷幸喜にインタビューする構成。「創作を語る」というほど硬い感じではなく思い出話的なフランクな感じ。でもファンにとってはおもしろい。気になったところをメモしたらずいぶんになった。  僕には矛盾があるんですよ。観るほうでは"集団で何かをやる"という設定の映画が大好きなのに、一人っ子でひとり遊びばかりしてた僕自身は"集団で何かをやる"ことに向いてない。そんな僕が自分の劇団を持つのは矛盾してる。(42) 書いてて、『きたきたきた!』っていう瞬間があるわけですよ。2回だけですよ。その感覚は。少ないよね。向いてないのかな。(50) 無理難題が降りかかった時に、他の作家なら「無理です!」と言うところを「わかりました、なんとかしましょう」と。何でも受け入れながらいものを創る、自分はそういうふうにありたいと思ってる。(80) 僕は無茶な発注をされたほうが楽しい。制約がないとダメです。「主役の××が今、喉を痛めて声がでないんで、次の回は台詞ナシでお願いします」とか言われたら、喜んで書きますよ。(82) 実は僕、ドラマでCMが入るところを書くのが大好き。(102) 僕が理想としている脚本家は井上由美子さん。井上さんはあまり表に出ないので世間的には顔は分からない。名前も一般にはそんなにポピュラーではないけど、面白いドラマを観て、脚本家の名前を確かめたら、「あ!井上由美子なんだ」と思う人って多い。これって理想的だと思う。脚本家の名前をまず見るんじゃなくて、作品から観て、結果的にこの脚本は「井上由美子だ!」となるのが脚本家の立ち位置として理想。僕は理想からはずれちゃったんですね。(105) ダメ出しって、僕の中にあるその役の完成型のイメージに近づけていく作業なんです。その時気づいたのは、僕の中の完成型は、戸田恵子さんなんだって。(122) まず、近藤勇の人生の中でターニングポイントとなった49日間を設定し、毎週、「×年×月×日」と設定を創って、その日の出来事だけで1時間作った。(141) おもしろい芝居とおもしろい映画があったら、おもしろい芝居のほうがおもしろい。でもつまらない芝居とつまらない映画なら、つまらない芝居のほうがつまらない映画よりつまらない。(154) 「笑の大学」に登場する喜劇作家・椿一のモデルとなった菊谷栄さんは、かつてエノケンの座付き作家をしていて、「最後の伝令」を書いた。その台本を読む機会があったんです。「どんなにおもしろいのだろう」とワクワクして読んでみたら、そんなにおもしろくなくて、それが衝撃だった。それは「菊谷栄がつまらないんじゃないか」って衝撃じゃなくて、お笑いというのはこんなにも同時代性があるものなのか!と。(155) 脚本を書き始める時はいつもそうなんだけど、あるビジュアルが浮かぶんです。今回は、「佐藤さんが建物の外でトランポリンを使って上下運動をしてる」様子。"なぜ彼は窓の外で飛んでるんだろう"と。このシーンが成立するシーンはなんだろうと。(186) 小説には絶対向いてない。小説は"なんでもあり"で自由すぎる。(189) 僕はいつもリアリティーとファンタジーとのサジ加減で悩む。(194) 破綻は破綻で力を持ってるんですよ。僕は99パーセントを理詰めで創る。それは1パーセントの破綻を魅力的にするためでもあるんです。(197) 絨毯がすべてきれいに敷きつめられているより、一部分、モッコリしてたほうが味わいがあるみたいな。そのモッコリしてる場所と大きさをきっちり計算しなきゃいけない。あえて破綻させることってある。もっと悩めば理にかなった展開が浮かぶかもしれないのに、あえてそうしないみたいな。(198) ジュースをストローで飲むシーンがあったとして、この場合は手を使わずに口を近づけてズーッと吸い込むほうがおもしろいと僕が思っていても、ふつうは手を使って飲む。僕が「手を使わずに飲んでください」と言わなきゃいけない。これって大きい。だって手を使わずに飲むとおもしろいってことがわからずに演技するわけだから。でも深津さんは何も言わなくても脚本や状況を察してくれて、手を使わずに飲んでくれる女優さんなんです。なぜ手を使わないとおもしろいのかと聞かれても、説明出来ないおもしろさがあって、それを深津さんは僕と共通のものを持っている。(203) 自分が面白いと思うことをやるだけで、みんなも同じように思っているかはまったく自信がないんだ。今は自信が笑えるものはみんなも笑ってくれてるから成立してるだけであって、いつかはズレる時がくるかもしれない。だからあとはもう祈るだけだ。(231)

Posted by ブクログ

2014/06/14

昔は三谷幸喜ってあんまり意識してなかったので、古い作品は余り見てないが、見たくなりましたね。 後半の作品は大体見てるので、裏話は面白かった。

Posted by ブクログ

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