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聖と俗 叢書・ウニベルシタス14
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 1969/10/20 |
JAN | 9784588000140 |
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聖と俗
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原始宗教の起源。祭りの普遍性・永遠性が分かる。場所に宿る神々ととどまる時間。 日本の祭り、八百万の神といったことが、分かりかけてきた。 聖なる空間と世界の浄化 聖なるものの対象としての、俗なる体験 起源の、時の再発見=永遠の時間=カオス 現れる 存在する BE 力が宿る P...
原始宗教の起源。祭りの普遍性・永遠性が分かる。場所に宿る神々ととどまる時間。 日本の祭り、八百万の神といったことが、分かりかけてきた。 聖なる空間と世界の浄化 聖なるものの対象としての、俗なる体験 起源の、時の再発見=永遠の時間=カオス 現れる 存在する BE 力が宿る Power 降臨する Ideal 神の存在するところ、完全な世界に生きたい⇒楽園への郷愁 聖 (存在、人の時間 ものの存在以前に時間は存在しない 人は神の模倣に則ることでのみ真の人間になる (=神話の教え) 俗 (農耕 収穫によってのみ正当化された俗なる行為 利益と収穫物を引出すため 聖秩序の起訴的変化 性、産出力、女性と大地、生活と密接、動的、手の届く 時間(tempus)―(時空)寺院(templum 神の行為 (生き続ける へそ、中心に創建、巨大、四方へ 神話の出来事の記憶=創造力がもつ(個人の記憶は役割をもたず) ⇒従わないと、原初の出来事を忘却した罪を負う。 存在示現と聖体示現 (自然崇拝vs超自然(神聖 世界は実在と、現にそこにある=コスモス、リズム、生命 時間(tempus)―(時空)寺院(templum 寺院 現実的な存在(宗教人も) 聖なる空間の原初体験に帰着 世界は聖なる世界として啓示された 祭り 聖なる時間は減点に戻り、共有(感覚的に)が可能である (時間軸⇒過去に向かって時間が⇒戻る進む) 聖なる、逆転可能=聖(性)なる出来事 再現された神話(祝祭) ⇒浄化=遺伝、子孫??? 宗教的な時間軸(終わりを持つ ⇒祭りのとき 別な時間軸 ※キリスト教、AD以前の時間は存在しない。 輪廻、永劫回帰、円環周期 ユダヤ教…時間は初めと終わりも円環でない、死に至る。 原初宗教において最高存在≒閑なる神=最期の頼みにカレを呼ぶ 宇宙構造⇒ ⇒天神の記憶保持(宗教的)=象徴-意識して全体を理解されなくなる⇒世界は透いて見えるもの ⇒天の神聖、消失 水の象徴⇒死と再生⇒Terra Mater 母なる大地(大地の神聖性 宇宙の木(ゲルマン 生命の木(メソポタミア 不死の木(アジア、旧約聖書 知恵の木(旧約聖書 青春の木(メソポタミア、インド 神は所有する 少数の特権者=受難、半神 怪獣に護られた実を摘む⇒加入試験 自然≒感情 <盆山>という宇宙 海-水 山-蓬莱 道教⇒仙人 狭き門⇒洞窟 vs 月の持つ、宗教的価値 一つの実存から他の実存へ移行 人間は生以前から生へ⇒そして死 人間は生まれただけでは、まだ、完全ではない 2度目に精神的出生せなばならない ⇒通過儀礼 加入式の現象学 三種の宝持を含む 聖、死、性 秘密結社 男⇒すべてが所属するわけではない 女⇒初潮、隔離…分娩 象徴の理解 宇宙的なものを、生きることができる 宗教学者 神学、心理学、哲学
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コンパクトながら極めて重要な視座と豊富な事例が盛り込まれている古典的名著。エリアーデからいかなる理論的ヒントを抽出できるかも今後の課題。特にヨガ研究において。
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「聖なるものは実在そのものであり、同時に威力であり、造成力であり、生命と繁殖の源である。」 という一節が、栗本慎一郎さんの「経済人類学」の貨幣論を扱った第9章の扉に引用してあって、なんか痺れてしまってどうしても読みたくなった。これが古本屋で見つかるから不思議なものである。 この...
「聖なるものは実在そのものであり、同時に威力であり、造成力であり、生命と繁殖の源である。」 という一節が、栗本慎一郎さんの「経済人類学」の貨幣論を扱った第9章の扉に引用してあって、なんか痺れてしまってどうしても読みたくなった。これが古本屋で見つかるから不思議なものである。 この本に出て来る「宗教的人間」は現代の宗教にハマってる人とはチョット違うかも知れない。 ギリシャの神々やキリスト以前のもっと原始的な宗教が身体に沁み入っている人たちを想定しているような気がする。 概念化された宇宙ではなくて身体が直接繋がっているような…神話が描き出す宇宙。内田樹さんが女は出産、男は武道で宇宙に通じるというような宇宙に繋がっている人たち。橋本治さんが「人はなぜ美しいがわかるのか」で書かれていたアスファルトの上のキラキラを見つけられる人。 生き活きとした秩序ある宇宙が目の前に広がることの素晴らしさ。さまざまな聖礼(サクラメント)につつまれる。僕らはほとんど忘れかけているのではあるが、まだこの身体のどこかにそれを記憶している。
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