やっぱり！女は、30代が大事！ アスカビジネス

槻谷寛子【著】

• 販売会社／発売会社: まこといちオフィス/明日香出版社
• 発売年月日: 2013/11/14
• JAN: 9784756916594

商品レビュー

2018/04/04

若さでなんとかなった20代。生き様が現れる40代。30代はその分岐点でありどう過ごすかで自分の方向性が変わってくる大切な時代。
結婚、内面磨き、仕事、子育て…。
生き方は人それぞれで時代も影響してくるが、著者の実体験を元に綴られる内容はひとつの人生の見本として参考になった。年齢を重ねていくというのは誰にでもやってくることで、誰もが未体験だから。

2014/01/13

３７歳でお料理教室を立ち上げ（起業）て、５年後には銀座の一等地で教室を構えるまでになった女性起業家（槻谷女史）の書かれた本です。確かに起業されたのは、３７歳ですが、本を読んでみると起業のための準備はかなり前からされていたということが分かりました。

起業をしつつも、お二人のお子さんの子育てをし、旦那さんが海外へ単身赴任をされている中で、一人で何役もこなす人です。辛さをそのままで終わらせない、常に目標に向かって他人に悪影響を及ぼさないで進んでいく姿は素晴らしいものですね。

槻谷女史は、お料理を教えるということを通じて、多くの仲間・先輩と知り合いになり、また若い人に助言を与えてきた方です。今後の私の社会人生活にも参考になる点が多くありました。

以下は気になったポイントです。

・４０代は「３０代の過ごし方」によって、「上昇組」と「その他大勢組」にハッキリと分類される（ｐ２１）

・素敵な人は他人のいいところを見る目を養っている、比べるべきは「過去の自分とこれからの自分」である、誰かを比べる必要は無い（ｐ３１）

・母親の口グセは、３０代で助走をつけて４０代で本格的にやるようにする方が良い（ｐ４４）

・決断力は壁にぶつかる場面が多ければ多いほどついてくる（ｐ５１）

・何かを誰かにしてあげたいという綺麗な心を持って、いきいき生きている人は表情が美しい、何かを追いかけてポジティブに生きていれば、その充実感が表情になって現れてくる（ｐ５８）

・感じのいい人は、誰からも「また会いたい人」になれる、笑顔は時に能弁よりも、１０倍のコミュニケーション能力がある（ｐ６３）

・会うと元気になる人、人間的に成長できることを教えてくれる人にはいくつになっても会いたいもの、そういう人は「魅了力」がある（ｐ９２）

・話の内容も大切だが、「しゃべり方」は大事、話の流れには緩急をつける（ｐ９６）

・無難な楽しいウェルカムトークは、タ：食べ物、チ：地域、出身、ツ：通勤の交通機関、テ：天気、ト：学生時代のバイトや景気等（ｐ９７）

・心をニュートラルにする時間（お皿を洗う、掃除をする）は、心のスイッチを切り替えるのに大事である（ｐ１７１）

2014年1月13日作成