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文章心得帖 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/11/08 |
JAN | 9784480095800 |
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文章心得帖
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
“言葉を惜しんで書く。ある沈黙の状態を自分のなかではっきりさせるために書くことにする。そうすると沈黙も、文章を書くのも、ほとんど同じ重さになって、つり合いがとれる。” メモを見返してみると、いちばん心に残ったのはこの文章だ。仕事で文章を書いてはいるけども、自分が感じたことなどは...
“言葉を惜しんで書く。ある沈黙の状態を自分のなかではっきりさせるために書くことにする。そうすると沈黙も、文章を書くのも、ほとんど同じ重さになって、つり合いがとれる。” メモを見返してみると、いちばん心に残ったのはこの文章だ。仕事で文章を書いてはいるけども、自分が感じたことなどは胸の内に秘めているだけで、なにを考えているのかさっぱりわからなくなる。 沈黙と書くことを、同じ重さにすれば、心が軽くなるのか、じゃあやってみようかなと背中を押された。 うまく書こうとするのではなくて、なるべく自分のなかから湧き上がってきたことばをつづりたい。取り戻していく感覚。鶴見さんのいう“誠実な文章”が書けるようになったらいいな。 最後の解説にはなんども頷いた。“書かなくても人は生きていけるんだよ”という軽やかさ、あたたかさがこの本にはあると。 文章の心得は「火の用心」に似ている。一方的な言葉でなく、いかようにもとらえられる言葉=ふくらみのある一言二言を、残していきたい。 2024.10.10 読了
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今読むには少し古く固い内容。 例文をたくさんあげ、この文章のこういうところが良いと思います。と言っている。実際に開催した講座で生徒が提出した課題にも添削をしている。 一番は「紋切り型を避けよ」ということだ。 がその紋切り型の定義があいまいで、私はこれは紋切り型だと思いますで済...
今読むには少し古く固い内容。 例文をたくさんあげ、この文章のこういうところが良いと思います。と言っている。実際に開催した講座で生徒が提出した課題にも添削をしている。 一番は「紋切り型を避けよ」ということだ。 がその紋切り型の定義があいまいで、私はこれは紋切り型だと思いますで済まされている。
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紋切型を避ける。3つの条件①誠実さ②明晰さ③分かりやすさ,原体験と体験の違い(原体験は絵の具),ルール・オブ・サム,欠落の中に眼光がある。 鶴見俊輔の文章は軟らかくてふわっとしていてあまり論理性がない。なのにすらすら読める。要約するのが難しいが,何かが心の中に残る。どことなく河合...
紋切型を避ける。3つの条件①誠実さ②明晰さ③分かりやすさ,原体験と体験の違い(原体験は絵の具),ルール・オブ・サム,欠落の中に眼光がある。 鶴見俊輔の文章は軟らかくてふわっとしていてあまり論理性がない。なのにすらすら読める。要約するのが難しいが,何かが心の中に残る。どことなく河合隼雄に近い感じがする。京都系の特徴なのだろうか。
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