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ラジオマン 1974-2013僕のラジオデイズ
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ラジオマン 1974-2013僕のラジオデイズ

吉田照美【著】

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ラジオマン 1974-2013僕のラジオデイズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぴあ
発売年月日 2013/11/13
JAN 9784835618647

ラジオマン

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2024/06/11

(2014/1/23) こんなまじめな本だと思わなかった。 最近画家としても売り出しているラジオパーソナリティ吉田照美がまた何か悪乗りしている小説だと、 勝手に思い込んでいた。 ところが違った。 アナウンサー吉田照美の生きざまを描いた自伝になっていた。 そして同時...

(2014/1/23) こんなまじめな本だと思わなかった。 最近画家としても売り出しているラジオパーソナリティ吉田照美がまた何か悪乗りしている小説だと、 勝手に思い込んでいた。 ところが違った。 アナウンサー吉田照美の生きざまを描いた自伝になっていた。 そして同時に、私自身の10代を思い起こす内容になっていた。 私はラジオっ子だった。 私より10歳年上の吉田照美氏、ラジオとの出会いは私とそんなに変わらない。 ラジオとの出会いが大相撲中継。幼稚園の頃、栃若時代と言うから、私は生まれていないが、 私はそれを貴ノ花時代に体験。それと私は当時ONに夢中、ナイター中継。むしろこっちかな。相撲はテレビか。 続いてオールナイトニッポン。67年ごろ。これももちろん知らない。 というか、私はオールナイトニッポンはほとんど聞いていない。 TBS派、パックインミュージック派だった。 だから、その後に出てくる「ヤングタウンTOKYO」「桂三枝の深夜営業」の話はすごくうれしかった。 ヤングタウンTOKYOを聞いたのは小学生時代。ここで杉田次郎、オフコース、太田裕美に出会った。 さらに「永六輔の土曜ワイドラジオ東京」。 照美さんもそうだったようだが、私もここで永さんに出会えたのはすごく良かった。 ものの考え方を教えてもらった。 中学生くらいの自分、よくこんなにラジオを聴いていたものだ。 その後も照美さんと私の聴くラジオ番組はかぶる。 というより照美さんはセイヤングで自分も出演するわけだが、 そのちょっと手前、小島一慶アナウンサーの影響は大きい。 照美さんも私も一慶さんが大好きだった。 照美さんの声を最初に聞いたとき、一慶さんによく似たしゃべり方だなあと思ったことをしっかり覚えているが、 何のことはない、この本によれば、真似した、とのこと。 しゃべりにコンプレックスを抱える照美さんがアナウンサーとして生き抜くために編み出したのが真似だった、ということ。 照美さんの登場からほどなく深夜放送に陰りが出る。ナッチャコパックの終了。 照美さんのセイヤングもミスDJパレードにとってかわられる。今は実業家の千倉真理、なつかしい。 まだ片思い中だった妻としゃべりが似ていた。 ナイターがない時期の夜の番組もあれこれ。一慶さんのTBSの夜はともだち、照美さんのてるてるワイド。 ニッポン高島ひげたけ大入りダイヤルまだ宵の口。聴いた聞いた。 自分自身どうやって放送を切り替えていたのか思い出せないが、夜はTBS、文化、ニッポン何でも聴いていた。 ラジオからいろいろな知識を得ていた。 それを思い出した。 考えてみれば今もラジオのお世話になっている。 社会人になってからはラジオを聴くことができなくなった。初期は通勤でニュースを聴いていたがなかなか聞きづらく次第に遠のいていたが、 それがPODCASTなるインターネットを利用したオンデマンド方式により、ラジオの番組を取り込むことができるようになった。 20年のうち半分は聴取率トップだった照美さんのやる気MANMANを終了に追い込んだTBSストリームの衝撃は大きかった。 大前研一氏によって物事をそのまま受け取ってはいけないことは分かっていたつもりだったが、 それをよりリアルに示してくれたのが小西克哉氏と松本とも子のストリームだった。 これをきっかけにいろいろな番組を聴取するようになり今に至っている。 やはり自分はラジオっ子。 それを思い出させてくれた照美さんに感謝! そういえばpodcastの話がなかった。。。 照美さんの番組はpodcastにならない。 原発問題を真摯に取り上げるソコトコはぜひ聞いてみたかったのだが、、、 夕方の「デイキャッチ」の裏の「飛べサル」も聴いてみたいなぁ。 podcastはそれができるからいいんだけど。 第1章 1951~1974少年・青年時代―対人恐怖症を治したくて、アナウンスの勉強をした。 第2章 1974~1978新人アナウンサー時代―評価も散々、挫折続きのスタート。 第3章 1978~1980『セイ!ヤング』の時代―憧れの深夜放送で、少しだけ前に進めた。 第4章 1980~1987『てるてるワイド』の時代―ラジオの面白さにめざめ、自分のしゃべりにもめざめる。 第5章 1987~2007『やる気MANMAN!』の時代―聴取率1位の喜びと、その後に見えた風景。 第6章 2007~2013『ソコダイジナトコ』の時代―僕の中で、何かが変わった。 第7章 2013~現在・未来―伝えたいことが、ある。 対談(小山薫堂×吉田照美 永六輔×吉田照美)

Posted by ブクログ

2015/02/13

[2015.7]今までラジオはほとんど聞いたことがない。吉田照美さんの番組も恥ずかしながら聞いたことがない。ただ、この本を読むと生き生きと放送に臨んでいたのがわかる。泥臭く「伝える」ということにこだわっていることがわかる。その姿勢を見習いたい。

Posted by ブクログ

2014/05/27

 あたりまえな世界を壊し、自分の色を出しながら新しく構築していこうという気持ちは買いたい。だが、公共放送という点では出てはいけない一線もあるのではないだろうか。  自分は、やるMAN時代しか知らないしかも後期の方だがかなりの聴取率をとっていた勢いは感じた。邪道は邪道のまま突っ走...

 あたりまえな世界を壊し、自分の色を出しながら新しく構築していこうという気持ちは買いたい。だが、公共放送という点では出てはいけない一線もあるのではないだろうか。  自分は、やるMAN時代しか知らないしかも後期の方だがかなりの聴取率をとっていた勢いは感じた。邪道は邪道のまま突っ走るといずれ王道につながる道もある。その線を超すとどうなるかはわからない。  組織に属する人間が組織というものに異を唱え始めると自分の行いと組織内外の感情とを同化してしまい組織の破壊行為を行う兆候が見られる。氏に対しそれが東北大震災だったのだろう。  報道という点、何を基準に考えるかで表裏どちらからでも反対の考えになってしまう。もし氏が政府、東電関係者だとしたらもっとまっとうに対応できたのだろうか。本当に当時の報道は正しい情報ではなかったのだろうか、いやあれだけの災害において何を正しい情報だと確定して報道できるのだろうか。報道には正確性を重視される懸念があるその当時の立場で反権力をうたったとたんその正確性というものがなくなってしまった。  確かに、権力側も情報の扱いを重くしていたが反権力側はそれにもまして軽く扱っていた罪はないのだろうか。この著書に出てくる斎藤和義、小出裕章、山本太郎、上杉隆、江川紹子、そして感情的に煽ることしかできないデモ連中この人たちから出る情報は当時は無条件に検証すらされず反権力ということでつらつらと表舞台に出てきたものだ。そして現在おおかたこれらの人が云う現象は確定的に見られるものは少ない。  報道側にいる人間がいかに正しい情報を伝えるのかこれは有事の際の最低限の仕事、しかし今回の地震ではどちらの立場にしても正しいという物を出すことはできていない、この本にさえその検証がないただただ1キログラム5ベクレル、30ベクレル子供には食べさせられないと書かれている。これだけでは、直ちに問題はないの裏返しであり同じことであろう。このベクレルいったい何を調べたの核種は?単位は?  非を言う時は己が謙虚にならなければいけない。自分の周りに流れる情報が信じられないのなら、自分の情報もむやみに流すなといいたいだけだ。  このごたごたにより本当の情報それも福島が立ち直ることができる絶対的な情報が消えているかもしれない。それを探す側にそして批判ではなく前進する一歩の糧にしなければならないのではないだろうか。  本当の報道を目指してくれるのならこれほど頼もしい人材はいないのだが。

Posted by ブクログ

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