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福島第一原発収束作業日記 3・11からの700日間
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/10/24 |
JAN | 9784309246369 |
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福島第一原発収束作業日記
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商品レビュー
4.6
15件のお客様レビュー
3.11時に1Fにいた原発作業員のつぶやきまとめ。 主な内容は、事故発生1ヶ月後からの収束作業。過酷な現場からの記録はとても貴重。
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3・11の原発事故後、福島第一原発で働く収束作業員の日記。 生々しい情報が語られます。 緊張感の中、日々命を張って作業をしている彼のような人々に、原発事故以降の日本は何とか支えられていると言っても過言ではないでしょう。 仕事は過酷を極め、実際に何人も作業員が就業中に亡くなってい...
3・11の原発事故後、福島第一原発で働く収束作業員の日記。 生々しい情報が語られます。 緊張感の中、日々命を張って作業をしている彼のような人々に、原発事故以降の日本は何とか支えられていると言っても過言ではないでしょう。 仕事は過酷を極め、実際に何人も作業員が就業中に亡くなっているそうです。 ただ、著者はハッピーと名乗るように、その日記は明るく、鬱々とした恨み節はありません。 あまりにひどい場面に直面し、現状改善はあきらめて、もはややるしかないと腹を据えているのでしょうか。 淡々と自分が取り組んでいる作業をつづっていますが、彼らは実際の作業員でありながら、末端担当者であるため、国や東電の発表に簡単に踊らされてしまいます。 戦場を把握せずに体裁ばかりを気にし、無理な決定を下していく政府に対する怒りが、時折読み取れます。 たとえば国と東電が決めた収束時期を作業員はニュースで知り、それがどれだけ無理なスケジュールでも、決められた以上はその工程で強引にもこなさなくてはいけなくなるのだそう。 もしその工程が遅れれば、国民に叩かれるのは政府ではなく東電になるため、東電は下請けメーカーに圧力をかけるのだそう。 また、今後かかるであろう莫大な補償のため、東電は原発収束にかかる予算を大幅にカットし、人員補充もままならないのだそう。 まさに「無理が通れば通りが引っ込む」状態。 国民感情をなだめるために出された公約で、作業員たちはどれだけ無理難題を強いられたことでしょう。 神経がすりきれそうになる中で、相当被曝もしながら作業に取り組む彼らの声は、もっと尊重されるべきでしょう。 これは事故発生直後から約2年間の話になるため、今ではまたずいぶん状況が変わってきていますが、それだけに生々しい現場の声が記録されていることに旋律さえ覚えます。 著者は「新たな電力会社が生まれ消費者も電力会社を選べる。原発の東電か自然エネルギーの新たな電力会社か消費者が決めればいい」と提案していますが、確かに新しく電力会社が誕生し、彼が提案した流れになっています。 2011年の事故から月日が経ち、日々のニュースには採り上げられなくなりましたが、いまだ原発廃炉のめどは立っておらず、危険は去っていない状態。 この問題が決着を迎えるまでにはまだ長い時間が必要で、その間は我々国民もしっかりと問題意識を持ち続けていることが必要だと、改めて感じました。
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壁一枚向こうは致死量の高放射能汚染区域。福島第一原発。 東日本大震災の地震と、それに伴う津波で史上最悪の事故に 至った原発。 そこで作業員として従事していたのが本書の著者である ハッピー氏だ。 原発事故直後からTwitterで最前線の現場のことを呟いている 作業員がいる。そん...
壁一枚向こうは致死量の高放射能汚染区域。福島第一原発。 東日本大震災の地震と、それに伴う津波で史上最悪の事故に 至った原発。 そこで作業員として従事していたのが本書の著者である ハッピー氏だ。 原発事故直後からTwitterで最前線の現場のことを呟いている 作業員がいる。そんな話が聞こえて来たのは事故から大分 経ってからだった。 そのTwitter上のつぶやきをまとめたのが本書である。原発事故 関連の作品はもう何冊も読んだが、本書はそのどれとも違う。 最前線の現場の声であり、日々、生きるか死ぬかで作業に あたった人の生の声である。 報道だけでは分からないリアルな現場が、ぎっしりと詰まっている。 つぶやきの中でハッピー氏が危惧していたことが、後日、本当に トラブルとして発生している。 あの混乱の中で、必死に状況を改善しようとした人々がおり、 暑い日も寒い日も、コツコツと作業を続けた人がおり、政府が 「冷温停止状態」という不思議な言葉で事故収束宣言を出した 後も、廃炉に向けての作業を続けている人がいる。 海外のメディアが大きく取り上げた「フクシマ50」だけではない。 多くの作業員が「どうにかしなきゃ」との思いで、日々、現場に 通った。 それなのに、事故収束宣言から作業員の待遇が悪くなっている なんてね。一体、他に誰がやってくれるんだよ。東電本店と、 東電現場の温度差や、現場の声を救い上げない今の体制は ハッピー氏がつぶやくように非常に危険なものだと思う。 これは保存版だな。尚、亡くなった吉田元所長は高線量の 現場に赴く作業員のことを「地獄の中の菩薩のように感じた」 と評したそうだ。 現在、何かのトラブルがない限り、福島第一原発のことが ニュースで取り上げられることがない。どこでもいいから 「今日の福島第一」を毎日伝えてくれないだろうか。
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