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セカンド・レイプ 講談社文庫
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セカンド・レイプ 講談社文庫

落合恵子(著者)

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セカンド・レイプ 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1997/04/15
JAN 9784062634793

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2.5

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2024/03/20

 雑誌のフリーライター香川美沙子は、セクシャルハラスメントの被害者を取材する。だが、上司のごり押しで被害者の意思に反するキャンプションをつけられ、被害者を傷つけることになってしまった。 家庭内での性暴力に苦しむ女の子は、悲しい願いを手紙に書き続ける。 美沙子は、家庭内での性暴力の...

 雑誌のフリーライター香川美沙子は、セクシャルハラスメントの被害者を取材する。だが、上司のごり押しで被害者の意思に反するキャンプションをつけられ、被害者を傷つけることになってしまった。 家庭内での性暴力に苦しむ女の子は、悲しい願いを手紙に書き続ける。 美沙子は、家庭内での性暴力の被害者が義理の父を刺してしまった事件の取材をする。 美沙子の友人でニュースキャスターの高木典子は、セクシャルハラスメントなどの報道ではより力が入る。典子は、人知れず家庭内での性暴力にあった過去に苦しんでいた。 ーー被害が一度ではとどまらず、それを告発する過程で、社会から再びレイプ、つまり人権侵害を受けること、これが「セカンド・レイプ」。 映画化もされ大きな問題提起となった『ザ・レイプ』の作者・落合恵子が、さらに一歩進んで世に問いかける名作。「セクシュアル・ハラスメント」「プレーキング・サイレンス」も収録。 落合恵子が放つ社会派小説の決定版。「ザ・レイプ」に続く衝撃の問題作! 雑誌のライター美沙子が、取材しているセクシャルハラスメントの被害者や家庭内の性暴力の被害者への取材。 セクシャルハラスメントなどの報道に力を入れているニュースキャスター高木典子が、人知れず抱えている家庭内の性暴力のトラウマが交錯して炙り出される、性暴力を下ネタのように消費したり被害者を揶揄したり中傷する男性のミソジニーやセカンドレイプを恐れて沈黙を強いられる構造やセクシャルハラスメントなどの残酷さが、徐々に描かれているので読んでいて惹き込まれるので、男女問わず必読の社会派小説。

Posted by ブクログ

2007/06/29

セカンド・レイプ つまりは、性犯罪の被害者である女性が、事件を告発したり報道されたりすることで 社会から2次的に被害を受ける=2度目のレイプを受ける といった事象。これは 性犯罪だけでなく あらゆる犯罪被害者が受ける 社会的2次被害に通じる問題だと思います。3編の性的被害に遭った...

セカンド・レイプ つまりは、性犯罪の被害者である女性が、事件を告発したり報道されたりすることで 社会から2次的に被害を受ける=2度目のレイプを受ける といった事象。これは 性犯罪だけでなく あらゆる犯罪被害者が受ける 社会的2次被害に通じる問題だと思います。3編の性的被害に遭った女性を描いた短編を通して、セカンド・レイプという理不尽な現実に対して警鐘を鳴らす、というかんじの社会的な作品。すごく深いんだけれど 女に生まれたことが哀しくなっちゃうような。たしかに、こういった犯罪は許せないし、あってはならないし、大衆として2次的な加害者にならないよう、自分も姿勢を改めなくちゃと頬を張られたかんじでした。 でも。でも。男は女の敵ばかりではないし、世の中はもうちょっと愛があるさ。「ひとつ屋根の下」のあんちゃんを思い出しちゃった。そこに、愛は、あるのかい? 裁判員制度だって、知られなくていい事実を赤の他人にさらけだして判断してもらうのって、どうなんだろうね。そんなことまで考えさせられちゃった作品でした。

Posted by ブクログ

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