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マーケティングは「3人」に聞きなさい! ビッグデータの前にN3
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マーケティングは「3人」に聞きなさい! ビッグデータの前にN3

小川政信【著】

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マーケティングは「3人」に聞きなさい! ビッグデータの前にN3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 生産性出版
発売年月日 2013/10/09
JAN 9784820120186

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商品レビュー

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2017/08/11

とにかくスピーディに事業を成功させるために何をすればよいのかを追った本。やる事は2つ。1つは、課題の切り口としていくつかのカテゴリ分けをし、それに対する最小人数(N)の意見を集めることで、顧客・市場が本当に求めているものは何かを把握すること。これが、N3という手法。2つ目は、同じ...

とにかくスピーディに事業を成功させるために何をすればよいのかを追った本。やる事は2つ。1つは、課題の切り口としていくつかのカテゴリ分けをし、それに対する最小人数(N)の意見を集めることで、顧客・市場が本当に求めているものは何かを把握すること。これが、N3という手法。2つ目は、同じN3を使って自分達が望む未来を把握すること。2つ目はイマイチ何につながるか分からなかった。 無駄な時間を使わず人が求めているものを明らかしましょうというのだが、スタバの例にしてもターゲットによって違うのでは?と思ってしまう。若者や禁煙の時代の流れもスタバ成功につながったのでは?プライスを気にする世代もいるし、もっと奥は深いのでは?と思ってしまいました。あと、N3という言葉がしっくりこない。多分、スピーディすぎてついていけてないので、再読が必要かと。 なるほどと思ったのは2つ。1つは、野村再生工場でデータを示して選手の意識改革を行ったように、正しい方向に意識を向けることが大事という話。もう1つは、思考のくせにハマり同じパターンを繰り返すな。打破するために顧客の本質に気づく、自分の思考の癖を知っておくことが大事という話。瞬間で意見を言う癖がある人は、過去のメモリ、知識だけで意見をしてるかもしれない。

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2014/06/29

・スターバックスに限らず、経営判断に関わる初歩的なエラーは軽く50%を、超えるほどの確率で多く発生してある。 ・再生工場の本質は意識改革。データ分析に基づいてどこに意識を向けるべきかが重要である。 ・ビッグデータ分析はいくつかの特定の分野では価値を齎す。しかしそれはオペレーション...

・スターバックスに限らず、経営判断に関わる初歩的なエラーは軽く50%を、超えるほどの確率で多く発生してある。 ・再生工場の本質は意識改革。データ分析に基づいてどこに意識を向けるべきかが重要である。 ・ビッグデータ分析はいくつかの特定の分野では価値を齎す。しかしそれはオペレーションレベルで、追加的な利益率に若干貢献する程度。事業の生死、重要な戦略的な判断の要をほとんど瞬時にN3がえぐり出す。 ・思考の癖。瞬間に意見をいう癖。分岐点に気づき行動する価値。頭で考えて”こういう方向で”と意識した瞬間に誤りがスタートする ・表層心理で自分が本当に望んでいることを理解すると一気に現実が近くなる

Posted by ブクログ

2013/11/06

私が中国に駐在していたときなので、もうずいぶん前となるが、通信クラスで「ABS= アタッカーズ・ビジネス・スクール」を受講した際に、この本の著者である小川政信先生のマーケティング講座があった。 私は通信科なのでビデオで受講したのだけど、そこで小川先生が強調され、実際に受講生に対し...

私が中国に駐在していたときなので、もうずいぶん前となるが、通信クラスで「ABS= アタッカーズ・ビジネス・スクール」を受講した際に、この本の著者である小川政信先生のマーケティング講座があった。 私は通信科なのでビデオで受講したのだけど、そこで小川先生が強調され、実際に受講生に対してワークショップ形式でやらせてみていたのが、N=3のコンジョイント分析を用いたアプローチだった。 その内容は私にとって非常に印象深く、それ以来、コンジョイント分析のような厳密な手法は用いたことがないが、常に「N=3で当たりをつける」ということを意識してきた。本当にこれは強力である。別にN=4でも5でも良いのだが、方向性に困ったら、まずは3人に聞いてみる。それだけで、「意識の方向」が変わったり、そもそもこれまで向いていなかった方向に意識が向くきっかけとなることが少なくなく、そこから打開策が見つかる…とまではいかなくとも、考えが広がって行くことが多い。 そう、N=3は突き詰めれば「意識の向け方」の話だ。 先日読んで「良書!」と言った『新しい市場のつくりかた』にしても、読了直後のコメントでは私自身「新しい市場をつくるための姿勢あるいはマインドの持ち方の本」と書いたが、あの本も正確に言うと「意識の向け方」の本であった。 ということでこの本。 惜しいのは、コンジョイント分析がどのような分析法であるのかの解説がないため、出てくる事例のグラフがイマイチきちんと読めないこと。 ただ、細かいところは分からなくてもおおよそのところは分かる。 そして、この本はそのようなテクニックの解説書ではなく、上に書いたように「意識の向け方」についての本だ。 そう割り切って読むと、大変示唆に富む内容といえる。 まさに、「ビッグデータの前にN3」。同感。このサブタイトルに1票。

Posted by ブクログ

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